こんばんは!
春の風は激しいですね!
前まですごくイヤだったんですけど最近、これは同族嫌悪だとわかりました。

さてさて。
実は人知れず、お肌がボロボロになるほど思いつめていた事案が解決しました。
ずっとやりたかった事です。

ベートーヴェン交響曲第九番
これが生まれる物語を浪曲にしたい!!

いつから考えていたかは忘れてしまいましたが、
とにかく小さい時から聴いていた「第九」。
ブラスバンド部だった父が大好きだったのでもう年末とかは大変です。紅白歌合戦よりガキ使より第九です。
(いま絶対に笑ってはいけない第九とかいう馬鹿馬鹿しいワードが私の頭を高速で過ぎ去りました)
小学校からピアノを習っていて、始めたきっかけはaccessのバラードが弾いてみたいのと月光が弾けるようになりたいと思ったからです。
結果、accessのI Shing Every Shine For Youは弾き語りできるようになりました。横道にそれました。

で、思い立ったのが昨年の夏ぐらいで、
ベートーヴェンの曲は色々と聴いていた自分ですが、その生涯とかは未知だったので、一から勉強を始めました。
図書館に通ったり、いろんな本を買い集めたり、側近だったらしいシンドラーという人の嘘だらけの伝記も読み、ロマン・ロランのラブラブ伝記も読み、そのほか生涯を書いた著書も、演奏批評も、書簡集も、フリードリヒ・シラーの本も読み、歓喜に寄せての原文も読み、ドイツ語を勉強してみたり、ベートーヴェンにまつわる映画とか、アニメのクラシカロイドも観たり、なんなら楽譜も取り寄せたり。
学生みたいにノートに書いたら、ルーズリーフ100枚は越えちゃってて、なんだか懐かしい気持ちになりました。
これだけの情報の中で、何を切り取るか。
脚色する事によって大事なことが薄れないか
ベートーヴェンという1人の人間の魅力が、彼を支えた人々の魅力が、どれだけ簡潔に深く伝わるか。
死ぬほど難しい。
毎日毎日考えて、
現段階での答えが、浪曲になりました。
なんかこういうことブログに書くの、自画自賛してるみたいで気持ち悪いですが、とにかく、私の体当たりがまんま形になっています。

4/14(日)の有楽町の会で、初お披露目させていただきます。
銀座ラベンダーにて、
16:00開演。
応援に来てくださいませ!
毎度ご好評いただいているおつまみセット、
ベートーヴェンが好んだおつまみでもご用意しましょうか。
三味線の美舟さんも、ベートーヴェン大好きのようです。
交響曲7番も好きよねーって盛り上がったりして。
そんな彼女が、歓喜の歌の完成を心待ちにするあまり、私にくださったプレゼントがこちら。


じわる。