1曲目 リッカルド・パンフィリ
「戦いに生きて」
日本初演となる管弦楽曲
知らない曲だけど、どんどん引き込まれて行く..全ての音が美しく響いてる
曲が終わると、C15列にいらっしゃった作曲者パンフィリ氏にスポットライトが
大きな拍手の後、いよいよローマ3部作
楽器編成がとても大きな曲だから、大きなNHKホールにピッタリ
大きなホールの弱点を逆に上手く利用したみたいな感じ
[ボルゲーゼ荘の松]の冒頭を聞いた瞬間に、今日の演奏会は大成功だと感じました。
私のような者がこのような表現をするのはキョキョ恐縮なんですが…
めちゃくちゃ仕上がってると感じました(キョキョ競走馬カヨ)
[ジャニコロの松]では幻想的で身体が軽くなるような…
ナイチンゲールのさえずりが、右からも左からも、心地よく聴こえてきて録音テープより素敵
[アッピア街道の松]ではバンダを含め迫力のある音の膨らみが美しいままに…かっこいい
最初に感じたとおり「ローマの噴水」「ローマの祭り」も感動したとしか言いようがないくらい感動しました。
「主顕祭」では祭の盛り上がりや賑やかさ、浮かれっぷりがそのまま私の心に
トロンボーンのグリッサンド辺りから、何故かディズニーランドが出現
最後はルイージが管弦楽の魔法使いに見えました
ルイージの首席指揮者の任期が、3 年延長された事もとても嬉しく思います。
タクトを持たない指先でありながらもタクト以上に強く示されたその先に日本のクラシック界の未来が明瞭に映し出された…そんな視界を共有できた気がしました