こんにちわ
偶然見つけた庭の青虫をうちの子として育てた記録です
幼虫や蛹、アゲハ蝶の画像が多数あります。虫が苦手な方はご注意ください
トップ画像に虫が出ないように関係のない涼しげな画像をまず1枚…
それでは青虫劇場スタートです
5月の半ば、自宅庭の山椒の木に青虫が6匹いました。
虫が苦手な私は正直「気持ち悪い…」と思いました。
でも一生懸命葉っぱを食べている姿が可愛らしくも思え、しばらく見守ることにしました
翌日、青虫の様子を見に行くと6匹いた青虫が1匹に減っていました。
周りを探しても見つかりませんでした天敵に見つかってしまったのかな
残された一匹の青虫…
無事にアゲハ蝶になって欲しいと願い保護しました。
我が家の買い物ロボ【夫】を出動させダイ○ーで飼育箱をゲト
保護した青虫は終齢幼虫と呼ばれる姿で、毎日山椒の葉っぱをいっぱい食べていました。
「あおみちゃん」と名付け、暇さえあれば飼育箱を見つめていました
保護してから10日後、あおみちゃんは蛹になる為の準備に入りました。
尾から下痢のような体液を出し、そして蛹になる適切な場所を彷徨い、飼育箱をグルグルと何周もしていました。
飼育箱の中で蛹になるために適した場所を枝や割り箸などで作ったにも関わらず、そことは全く関係のない飼育箱の蓋にへばりついて蛹になりました。
ちょうど10日目に蛹の中から何かが出てきました。
でも、アゲハ蝶ではなく、白い虫??
えっナニコレ蝶ジャナイ
慌てて検索すると、寄生虫の一つであるヤドリバエの幼虫とわかりました。
与えた葉っぱにハエの卵が付いていて、それをあおみちゃんが食べた可能性が
知識のない私は、飼育箱で蛹になれば天敵からも守られ、必ずアゲハ蝶になると思っていたのでショックでした。
卵から無事にアゲハ蝶になる確率はとても低いとの事…
100個の卵からアゲハ蝶になれるのは一匹か二匹だとか
あおみちゃんは天国に行きましたが、それ以降も山椒の木からは、卵から孵化した幼虫が続々と出てきました。
そして又幼虫を飼育箱にIN
保護した幼虫ちゃん達にはそれぞれ
「ジーニー」
「みゆきちゃん」
「さちちゃん」
「こうちゃん」
「しあわちゃん」
「さいわちゃん」
と名前を付けました。
ジーニーはアラジンのジーニーです。
後は「幸」と書いて呼び名がそれぞれ違います。
毎日飼育箱を掃除して山椒の葉っぱを入れ替えるのが日課に…
葉っぱは丁寧に水で洗ってから与えていました。
この子たちも無事に蛹になりました。
しかし、残念な事にあおみちゃん同様寄生虫にやられていて、アゲハ蝶になる事ができませんでした。
もう、悲しいし止めようと思っても山椒の木からは続々と孵化した幼虫が新たに出現します。
最後に4匹だけ保護しました。
これでダメならもう諦めようと決心しました。
柑橘類の葉っぱを餌にする青虫…
柑橘類を育てている人やその他何かを育てている方にとっては青虫は害虫でもあります。
人間が勝手に自然に逆らってアゲハ蝶にするのも良くないのかな?など色々と考えさせられました。
この4匹で最後
残りの卵や幼虫はもし見つけても自然に任せようと決心しました。
最後の4匹の名前は夫が付けました。
青虫「ウィッシュ」
幼虫「のぞみ」
幼虫「かなえ」
幼虫「たまえ」
に決まりました
最初に蛹になったウィッシュちゃん
蛹になった翌日の姿です。
腹部を中心に黒い点が現れ、腹部の内側がキュッと絞られたような形に、そして表面の色もまだらです。
今までの経験からすると寄生虫発生パターンになります。
奇跡を信じましたが…やはり寄生されていました。
調べたところ
小昆虫類はケースに入れてきちんと蓋を閉じれば持ち込む事は可能との事。
そうとなれば
飼育箱に入れて、他のお客様からは見えないように二重に包み、蓋も簡単に開かないようにテープで包みました。
のぞみ・かなえ・たまえちゃん達と実家のある関西に帰りました
のぞみちゃんが新幹線のぞみ号に乗りました
実家滞在中も葉っぱをモリモリ食べて、たまえ、かなえ、のぞみの順番で蛹になりました。
今までは蛹になってから数日経過するとハエの幼虫が現れたのに、今回は現れていません。
美しい
感動