君の名は♪ | ゆうなっち研究所!!

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世の中の真実について考えるのです

見栄えもかっこいいし

低学歴でもちゃんと総理大臣にまでなれることを証明したのに、
なぜか嫌われているので気の毒にすら思っていた

確かに「公」を保守するためには、
道義の上で認められなければならない場合もありましょうけれど

問題は色々ありますが、いやしくも国家の現役最高法規なのでありますし
どこかでハル・ノートでもつきつけられてるならともかく

そこまでの急迫かつ明白なる現在の危険があるようにも思われぬとあれば

この物語の設定をないがしろにするというのは
事変と言っても過言ではないような

新憲法案では、

天皇を元首とするということは、天皇以外の元首は認めない
共和制は否定する、キング・ティラニーが現れて、
たとえば国際慣習法上元首が行うべきとされている行為をしたって、
効果を発揮させないシカティング

もう名指しの必要もないほど信用できると判断した草食系天皇を対象から外し、
その権威や人権擁護機関性をより広く発揮できるようにするところは
なかなかにウヨキッシュ

その代わり国民をターゲットにし、要するに、富裕層なんだけど
それを国家と同視する方向で、憲法上の規制を及ぼしていこうという

まつまり、平等主義の徹底であって、天皇は少しだけ赦してあげるものの、
富裕層は狙い撃ちしてその財産や権利を奪っていこうという
貧困層歓喜のサヨキッシュ風味ですが、その代わり戦争に行けという

それでも総理は尊重擁護義務の対象から外れてはいない

「個と公及び派生諸概念に関する一般理論」ではなく「戦争論」であるのは、

思うに、

公を保守するために道義による手段・経過・結果の相当性の転換が是認・要請される場合、
その最極限が「戦争」であるからだと

また、本当の右や左は「公」によって規律されているものであり、

それは時に生命や社会的名誉の全てを賭けさせることがある厳粛なものだと
明らかにしているから、

その意味で、覚悟をもたず、
ビジネスでモノを言っている右にも左にも都合が悪い、ということになる

だけではなく、「戦争」は外に対してだけではなく、内に対しても行われるものであり
たとえ強権キング政治が人治主義の貫徹のために法実証主義(実定法主義)を強調したところで、
自然法の上位に立つ「公」を封殺することは神にすらできないし、

「公」の芽は人の中に始源的に存在するのであるから、
「集団」をもってしても、完全に奪うことはできないということを
明らかにしたからでもあろうかと

しかし、そもそも何故にそういう機制が生まれながらに備わっているのかというと
「公人」というものの存在からして、人は託す生き物であり、
同時に託される存在だからであって

で、何を託すかというと、夢とか理念にまつわる悠久の物語なんですよ
要するに「希望」なんですよね

希望という名を抱いてうまれてきた私達

結局のところ「希望」を保守するためには「公」という機制が必要だと