写真家のハービー山口さん。
お名前は、The CLASHのジョー・ストラマーが地下鉄のシートに座ってこっちを見ている写真のクレジットで目にしたり、吉川晃司さんと「ベルリンの壁」崩壊直後に二人で東欧を旅行した話で耳にしたりで、知っていました。
若かりし頃ロンドンに住んでいて、パンク・ニューウェーブシーンの写真をたくさん撮っていて…という経歴から、流行に敏感で、トガッていて、ちょっと近寄りがたいような人なんだろうな、と勝手に想像していました。
ところが、このイメージは覆されました。
いつも聞いているPodcast「ラジオ版 学問ノススメ Special Edition」、4/8の「先生」が、ハービー山口さんでした。
この番組では、毎回違うゲストが「先生」として登場し、「生徒」の蒲田健さんとじっくり話します。
この日は、出版された写真集『HOPE 311 陽、また昇る』を踏まえ、東日本大震災後、被災地で写真を撮ったり、自身のHPで募金を集めたことなどの話を中心に、少年時代のことなども語っておられました。
その語り口はとても優しくて、写真家としてすごい仕事をしてきているにもかかわらずとても控えめでした。一方で、”希望”を大事にしたいという想いは、ゆるぎない、とても熱いものでした。
ご自身は、生後2ヶ月から高校生ぐらいまで病気で、体育などがほとんどできずに辛い時期を送っていたそうです。その経験から、優しさが生まれているのだと思いました。
「目指すところは『世界一優しい写真を撮る写真家』」、というお話が、印象に残りました。
ラジオ版 学問ノススメ Special Edition
http://www.jfn.co.jp/susume/
この番組は、一人の人の話を1時間近くじっくり聴くことができます。ゲストも多彩で、いろいろな人の、専門的なことや人となりについて知ることができ、とても興味深い番組です。