キハ85をASSYパーツで追加増備 | ダイス・クエイドのブログ

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先日、KATOのキハ85がセット構成を変えて発売されました。
今回の製品からキハ84 200番台と、キハ85 200番台が新たに製品化されています。


既に4両基本セット(品番10-1404)と、5両増結セット(品番10-1405)を持っているので

個人的には改めて今回の「4両基本セット」「3両増結セット」「4両増結セット」を買う必要はないと考えました。
当初はキハ84 200番台とキハ85 200番台が含まれた4両増結セットだけの購入も考えていたのですが、少しでも支出を抑えたかったのと、新たに製品化された車両だけ手に入れば充分だったので新たに製品化された2両をASSYパーツで揃えることで、2両だけ増備しました。


「4両増結セット→2両のみに変更」で浮いたお金は専用室内灯の購入に充てる予定です。

▼キハ84 200番台は、ボディ6013-1A、床下6103-1C、台車6035-3Dの3つ。


▼キハ85 200番台は、ボディ6014-1A、床下6104-1C、台車6105-1Dの3つ。

これで揃える形になります。
 

今回はこれに加えてセットに付属しているシールも同時購入。

実は今回、これらのパーツの手配を早めに行ったので、全てジョーシンで揃えることができました。ジョーシンが定価より多少安いこともあるとはいえ、単純に7つの製品の販売価格合計ではトータルで缶コーヒー1本分位安くなった程度です。
ただジョーシンの200円クーポンを使えたのと購入額に合わせてジョーシンポイントが付いているので、これらを全て足すと500~600円程安くなったことになります。

早めに動いた甲斐がありました(笑)

まだりょうもうの加工の途中ですが、折角届いたので早速組み立てました。
▼左:キハ84 200、右キハ85 200


今回新たに製品化された2種類の車両。
手元に『鉄道ファン2017年11月号』があったので、これを参考に実車のことも少し抜き書きしてみました。

中間車のキハ84。従来から製品化されていたのは0番台と300番台の2種類です。
 ・0番台は「ひだ」用に登場した車販準備室付中間車で、定員68名。
 ・300番台は「南紀」用に作られた中間車。

  自販機を設置した他は座席配置にしたので、定員はキハ85系列の中で最大の72名となっています。

そして今回製品化された200番台。

こちらは「南紀」用に作られたカウンター付車販準備室設置の中間車。

『カウンター付車販準備室』というのがかなりスペースをとっているのか、定員は0番台の68名、300番台の72名に対して、64名と少なくなっています。

模型では
▼0番台にあった車両端の小さめの窓。


▼200番台では無くなって、全て大きい窓になっているのが側面の違いです。


▼以前から製品化されていた300番台も200番台と同じく小窓がありません。


キハ84 200番台は、屋上機器に丸みを帯びているのが特徴です。
▼上:0番台 下:200番台


屋上機器の丸みは、増備された車両共通なのか、以前から製品化されている300番台も200番台と同じ形状をしています。


この屋上機器の丸みの違いという特徴はキハ85も同様です。
▼上:1100番台 下:200番台

そのキハ85。以前から製品化されていた1100番台というのは、元々「ひだ」用に登場した片運転台付き貫通車キハ85 100番台にバリアフリー化対応工事を実施。これによって元番号に+1000として1100番台に改番したものです。
定員は100番台で60名だったのが→バリアフリー化工事により1100番台では50名に減っています。

今回製品化されたキハ85 200番台は「南紀」用に登場した片運転台付き貫通車。
車内は100番台と同様ですが、男子用トイレを設置した為に定員は100番台の60名より少し少ない56名となっています。

100番台にバリアフリー化したのなら、200番台にもしたのでは? と思いますが、200番台でバリアフリー対応改造を受けたのは209のみだそうです。

キハ85の外観の違い、模型では運転台と反対側はこのようになっています。
▼1100番台


▼200番台


こうして見るとごく僅かな違いかもしれませんが、実車のことも考えながら、模型での違いを改めて見ていくと興味深いです。

 

今日はパーツを組み立てて車両に仕上げただけですが、後日室内灯を入れて以前購入した製品と繋いで走らせてみたいです。

 

私が初めて乗ったキハ85の「ひだ」は、キハ85 200を連結していました。

今までは1100番台で代用していたのですが、今回の200番台製品化で今度は同じ形式で編成を再現できます。

 

KATOのキハ85。「完全リニューアル」してさらに200番台を製品化して欲しいという方もいたことと思いますが、個人的には

以前からの製品とグレードを合わせて200番台を製品化する。

この形を採ってくれたのは嬉しかったです。

 

3月の入線は、今回のキハ84 200番台とキハ85 200番台の2両のみの予定です。