TOMIX キハ30相模線色入線整備等 | ダイス・クエイドのブログ

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品番98129 キハ30セットの入線整備を行いました。
説明書にしたがって2両とも分解。

車体からライトユニットを外してから、屋根を取り外して入れ替えました。
KATOの車両の屋根は何度か外したことがあるので、構造がわかっているのですが、TOMIXの車両の屋根は殆ど外したことがないので、少し苦労しました。

屋根はこんな感じの突起と穴があって、車体に取り付けられています。


車両は一応分解した時は向きを揃えておくようにしていますが、車体、屋根共に方向が刻印されているので

屋根を入れ替えた後、安心して組み立てることができます。

屋根を入れ替えたのでキハ30の500番台の車番は補強板の無かった506に決定。


0番台は補強板が付いたので、14と80の2両から選ぶことになります。
高山本線を走っていた経歴があるらしい80も捨てがたかったのですが、何となく若い番号が良いと思ったので14にしました。

ドアスイッチのインレタ。首都圏色のキハ30の時にあまり上手く転写できなかったので今回は転写を見送り。銘板も車番と共に正面にきれいに転写するのが難しいと感じたのでこれも省略しました。

所属標記も転写式となっていますが、実はここで失敗してしまいました……。

全て同じと思い込んで何も考えずに転写シートから順番通りに次々と転写していったのですが、
転写を終えてよく見てみると、転写シートには

「東チサ」と「南チサ」の両方が収録されていました。

確かJRマークを付けている相模線色だったら「東チサ」しか無かったと思うのですが、一部の車両に「南チサ」も転写してしまいました。
転写後にクリアースプレーを吹いてはいないのですが、何かやたらしっかり転写できてしまっていて簡単に剥がれないので、一部「南チサ」を転写してしまった車両はそのままにしています。

後々気になって直すかもしれませんが、無理に剥がして荒れてしまった(?)後の表面に改めてきれいに転写する自信が無いのですよね……。逆に汚くなってしまいそうです。

 

まあ「南」と「東」の違いが、じっくり見てみないとわからなかった位の老眼ということもありますし、割り切って諦めようと思います。

…気を取り直して相模線色のキハ30の車内。
実は床から壁が全体的に白っぽい淡い色で、座席のモケットもそれらに近い淡い色で、座席には個人的には「この色!」という強い印象が残っていません。
ネットで車内を写した写真を見つけたのですが、モケットが薄いオレンジっぽい色にみえるのですが、やはり記憶に近く全体的に白っぽい感じがします。

そこで今回は座席や床への色付け作業は無しで、そのまま室内灯を取り付けました。

室内灯はキハ30・35共にTORMの白色にエヌ小屋のオレンジフィルムを貼り付けてから装着。



今回は車内の色付けが無かったので入線整備から室内灯取り付けまで一気に済ませました。

今回の相模線色の編成の組み方ですが、

1.セット製品のT車を入れ替えて、キハ30とキハ35の2両編成を基本にする。

2.セット通りキハ30同士で2両編成組む。
 (トイレのあるキハ35とキハ30を組むのが基本だったそうですが、キハ30同士の編成も あったみたいです)

3.実際あったかはわからないのですが、キハ35同士での連結。

 (編成にトイレが無いよりは問題無いのですが、2両編成にトイレ2個という編成が果たしてあったのかどうか……)

4.上記の2両編成にT車を1両繋げて3両編成にする。

これが基本になりそうです。もちろんキハ30の単行運転もできます。
ただ相模線は主に日中に乗っていたせいか、相模線色のキハ30の単行運転って見た記憶がないのですよね…。首都圏色だけは、夜に単行運転しているのを見たことがあります。

基本となる編成の一つ「キハ35 212 + キハ30 14」の2両編成で完成動画を撮りました。
今回の相模線色のキハ30・35の製品化、入線はやはり嬉しいので、久しぶりに音を付けて撮影しました。

本当に既に引退して久しく話題性が乏しく、さらに相模線色という購入層がかなり限られるであろう塗装の車両を、TOMIXさんはよくぞ製品化してくれたと改めて思います。

相模線色のキハ30・35の整備が終わったので、そろそろ手持ちの車両の加工を始めてみたいと考えています。