今年の南房総のスイセンは開花が早く、12月上旬には見頃に近づいたようなのでいつもは年明けに訪れる富山(とみさん)ですが年内に歩いてきました。
富山のお隣にある水仙遊歩道は江月水仙ロードや大崩(をくずれ)水仙郷のように広く知られてはいないけど、林間に咲き誇るスイセンの群落は一見の価値があります。
こんなに水仙が咲いているのにこの日は誰にも会いませんでした。
これだけの観光資源がありながら実にもったいないと思います。
一方、初めて歩いた西尾根は、一応バリルートになっていますがボランティアの方々が着実に整備してくれたおかげでかなり快適に歩くことができました。
ここにロープがほしいな、と思うようなところにはきまってロープがフィックスされていました。
P14から眺めた富山北峰(左)と南峰(右)
とはいえ、ヤセ尾根が連続して続き気を許せないルートですが、日曜日だというのにコース中誰にも会うことなく自然との対話が楽しめました。
山頂展望台から眺めた伊豆諸島方面
標高350mに満たない南房総の低山ではありますが、2021年の山納めにふさわしいとても静かな山歩きができて満足でした。
富山山頂と三角点






