浜金谷から少し奥に入ったところにある大沢集落の背後にそびえる大沢天王山周辺を歩いてきました。
このあたりは、金谷から竹岡にいたる古道が通じている場所だそうです。
峠塚の山頂は三角点以外なにもありません
尾根すじにつけられた道は意外なほど歩きやすく、崩れた石積みに埋もれかかった石地蔵や苔むした石段の上に鎮座する牛頭天王様など、心の癒される古道歩きを堪能できました。
崩れた石積みに半ば埋もれた二体の地蔵様
特筆すべきは、古ぼけた赤テープが2,3あった他は山中には山名表示板やピンクテープの類がいっさい見当たらなかったことです。
ピンテのない山って房総では珍しいなと思いました。
それゆえにとってもピュアに感じました。
大沢天王山の山頂には牛頭天王様が祀られています
道中では誰にも会わず、出会ったのはサル6匹のみでした。
林道から眺めた鋸山はここから至近の距離です




