スポーツジムでがんばり過ぎて足の付け根を痛めてしまいました。
山歩きやサイクリングをいつまでもできるようにと通っているジムですが、この歳になるとけっしてがんばり過ぎてはいけないのですよね。
頭では分かっているんだけど、つい頑張っちゃう自分が情けない。
高山の尾根上から眺めた中禅寺湖
というわけで、しばらくは自重しています。
とはいえ、山はお花の時期ですからどこか歩いてみたくなるのが人情というもの。
ミツバツチグリの黄色い花もたくさん
そこで、歩きが少ない割にお花はいっぱい見られる山を探していたら、日光の高山に行きつきました。
高山には過去3,4回訪れていますが、いずれも雪山の季節にスノーシューを使って登っています。
新緑が美しい季節に訪れるのは初めてなので期待も高まります。
この地のクワガタソウは薄いピンク色
歩いてみた結果ですが、うーん、訪れたのが一週間遅かったです。
ヤマレコの記録で目にしていたシロヤシオやミツバツツジ、それにシャクナゲなどはすでに終わっていました。
最盛期はさぞよや美しいだろうなあと想像するしかないので、来年再チャレンジするしかないな。
ギンリョウソウにも会いました
だれもいなかった高山の山頂
その代わり、千手ヶ浜のクリンソウは見頃の時期に重なり、色とりどりの美しい花が川の流れに沿って咲き誇っている様は素晴らしかった。
しかし、シーズン真っ盛りということもあって、クリンソウ目当ての人たちで大賑わいです。
高山周辺のエリアがひっそりと静かだったのと対照的でした。
さて、千手ヶ浜のクリンソウですが、この地に建てられている「仙人庵」のご主人であり、自然公園指導員の伊藤さんという方が好意で庭を無料開放し、クリンソウを見せてくれているそうです。
だからといって、人工的に栽培しているのではなく、シカの食害から守るためのネット以外は特に何もしないでいるそうです。
つまり自生しているんですよね。
庭を流れる小川に沿って自生しているクリンソウは本当にきれい。
カメラマンが殺到するのも頷けます。
クリンソウを十分に鑑賞した後は、遊覧船に乗って千手ヶ浜を後にして菖蒲ヶ浜へ移動。
ここから湯元まで足をのばして日帰り湯で汗を流しました。
中禅寺湖畔から眺める高山
湯元特有の白濁した硫黄泉がハイキングの疲れを癒してくれました。
これで500円の入浴料は安い!
遊覧船で千手ヶ浜を後にしました
朝からカラッと澄み切った青空に恵まれて、ハイキングにお花鑑賞に遊覧船に温泉入浴とてんこ盛りの幸せな一日でした。









