JR西日本道場駅に近いのですが、まあ、全く一般的ではないし、
案内板も一切ありません。
もし行きたい方おられたら、コメント頂ければお教えします。
目的地に到着し、沢の右岸にある廃林道を進みます。
すっかり冬の装いで、霜が降りています。
草茂る季節だと歩きにくいな、と思わせる感じです。
また、水質は良くなく、透明度も低いです。
夏なら多分鼻を突く臭いが出てくるかも…。
やがて林道も終わります。後は沢を溯上します。
防水仕様のトレッキングシューズか長靴が必要です。
私は、当日は愛用しているスパイク長靴でした。
これ、滑りやすい斜面などに威力を発揮するのですが…。
やがて沢はすぐに5m程度の滝に行き止まりになります。
ここから難所です。
滝に向かって左側の岩を登ります。ここはまだ大丈夫ですが…、
岩を登り切ると、最大の難所が待ち構えています。
斜面には、一応トラロープが掛っていますが、半分解けていて、
いつ切れてもおかしくないような頼りなさ…。
また、岩はけっこうな斜度で、ロープなしで越えるにはかなり難しい感じです。
スパイク長靴は、岩の上はグリップしません。
しばらく逡巡し、できるだけ山側に体を預け踏みだしました。
無事、突破!!
ここを超えると滝はすぐです。谷が左に回り込み、いきなり端正な滝が
目に飛び込んできます。
道場百間滝。落差は30mもある立派な滝です。
かつてはかなりの名勝として知られていたようです。
写真で見ていて、予備知識があったにも関わらず、実物はA級の滝で、結構感動。
水の流れに時を忘れて見入ってしまいます。
これで水が綺麗であれば言うことないのですが…。
上流は宅地のようですわ。
せめて難所が整備されれば度々訪れたい所ですが…。
帰りは若干余裕も出ました。