選手達が自分達のツアーに投資する仕組み | 小山哲矢プロの徹夜DEゴルフ日記

選手達が自分達のツアーに投資する仕組み

USPGAツアーの試みが面白い。

2月に合意したストラテジック・スポーツ・グループとの投資合意に伴い、15億ドルの初期投資額を選手が享受する“プレイヤー・エクイティ・プログラム”の概要を発表しました。

元々はPGAツアー選手に対して新しい企業の株式を取得してもらうというシステム。

具体的にはPGAツアーエンタープライズという会社のの株主になるというわけだ。

蓋を開けると貢献してきた人に対しての莫大な金額が発表されたのみで、内容はいまいち入ってこないが、算出の仕方もよく分からないところもある。

これははっきり言ってPGAツアーからLIVゴルフへの流出を防ぐ為のもの。

PGAツアーへ忠誠を誓うと、株主になれるよという感じでしょうか。


試みとしては面白いが、毎週世界各地で行われるトーナメントという戦いの場所が主戦場の選手達からの反応は薄い。

このプログラムには今後8年間かけて選手に支払われるという仕組み。

4年後に50%、6年後で75%となり、8年後には100%の持ち株を売却することができるという。


高騰する金額は一般庶民にはピンとこないが、ゴルフ人気を高めるためにも見守りたい仕組みではある。



選手に自分達のツアーに対して投資をさせる。

そしてツアーも発展していくし、選手達も配当金などを受け取ることが出来る。


凄いことを考えたものだ。


こんな事を日本でもやればいいのにな。


ふと考えます。



写真はQi10ブラック。

カッコいい✨