実は私の同業である理学療法士の中にも,側弯症の方は比較的多くいらっしゃいます
最近は多くの理学療法士の方から相談やコンディショニングの依頼を受けるようになりました。
多くの場合は軽度の側弯症ですが,中にはコブ角50°前後の方や資格を取る前に手術を受けた方などもいらっしゃいます
同業の為、仕事の内容はわかるのでどのような負担がかかるか,どのようなリスクがあるかは容易に想像出来ますし,
医学的・運動学的知識があるのでお互いの理解はスムースです。
しかし、その分より効果的で簡便に実践できるエクササイズの提示やアドバイスが必要になります
特に病院で重症の患者さんを見ている理学療法士は,
患者さんを支えながら歩行訓練を行ったり,動作練習を行うため適切に自分の体をコントロールしながら患者さんを誘導する必要があります。患者さんへの誘導が上手くいかないとお互いに大きな負担がかかってしまいます。
そのため側弯症をおもちの理学療法士の方々に,客観的な目線でご自身ににあったボディメカニクスを理解しコントロールするポイントを伝え,体感して頂きながらディスカッションをし実践していただいてます。
同業者へのコンディショニングはその後の率直な反応や意見を見聞きすること,さらには同意のもと新たな実験的チャレンジも行え,効果的なコンディショニングを模索することができています。
今後,このインスパイアされた側弯症エクササイズを一般の方に反映出来れば考えております
これからも同業者の側弯症の方はもちろんですが,
一般の方が安心して働けるようサポートしていきます
Koyama