吉の川 大吟醸 | 少佐の絵日記

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すっきり系が続いていた我が家の冷酒。
どかんとゴージャス系の吉の川 大吟醸を頂きました。



新幹線なんかでよく広告をみかける新潟県長岡市の「吉乃川」でなく、
福島県喜多方市の「吉の川」酒造のお酒。

喜多方市以外の問屋さんにおろされるのが、製造量の2%程度しかないという超地元志向の蔵。
すぐお隣の会津若松市の飲み屋さんや酒屋さんでも、手に入れるのに苦労するらしいとか。
製造量は600石なので、かなり小さい蔵ですな。
ありがたく頂いちゃいました。



ネットでちょいと調べると、
「淡麗辛口」と書いてあること多し。

ですが、

うーん、結構濃い系だとおもいました。

フタあけただけで、すごい香り。
フルーティーな吟醸香が、これでもか!というくらいに華やかに香る。

かなり濃い旨味成分と甘みの口当たり。
アタックはかなり強いです。
口に含むと、フルーツ系の香りの他に、しっかり甘い米の香りもする。
突出した感じはないけど、苦みや渋みもキチンと感じる。

あれもこれもいろんな味が合わさって、
奥行き深い、濃い系で重くなりそうなところを、
強めな酸が上手にまとめている感じでしょうか。
酸のおかげか、キレは悪くないです。

ものすごくわかり易い豪華さを感じるお酒。

クラウンに(レクサスでもメルセデスでもいいけど)、
つけられるオプション全部つけてもってこーい、なんて感じか。