餅で鬼を退治?!沖縄に伝わる鬼餅の話 | 【ここは南国の自然豊かな楽園♪】沖縄の地で醸造されたマルチでロハスな情報をお届けします!

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【日常を彩ることばで心に寄り添うセラピスト】人の想いを大切に。11月22日(いい夫婦の日)にブログスタート!

ハイサイ!ぷょんです!


毎回、僕が書いているブログを
読んでいただきありがとうございます!





改めまして
あけましておめでとうございます!!門松絵馬鏡餅おせち


正月三が日
みなさんどのようにお過ごしでしょうか?


僕はというと・・・・目


普段と変わらず
アニメ観て寝て過ごしています爆笑


これもまた幸せなのかもw


さて今回は
沖縄に伝わるちょっと怖いお話アセアセ
させていただきますてへぺろ


寒さが一段と厳しさを増すこの季節


沖縄の人は
「ムーチー」と呼ばれるお菓子を食べます。


ムーチーとは
沖縄の方言で『お餅(鬼餅)』のことで、


現在では
厄除けや健康長寿の縁起物として
よく食べられています。


沖縄では
旧暦の12月8日が"ムーチーの日"となっており
ムーチービーサ(鬼餅寒)とも呼ばれています。


ここでみなさん疑問に思うでしょう。


なんで鬼?!


そこにはある言い伝えがあります。


その昔。


とある村に
二人の兄妹が住んでいました。


その兄は、夜になると鬼に変身してしまいます、
(なんだか狼男みたいな匂いがする。。。)


しかもその鬼、、


家畜や人など
村中のいきとし生けるものすべてを
食べちゃおうとするのです。


鬼と化したお兄ちゃん。


妹は意を決して
鬼(お兄ちゃん)退治を試みることになります。


(お兄ちゃんよ、いくら鬼でも可哀想ガーン
妹も妹だ。お前も鬼だなw


僕は小さいときに最初にこの話を読んだとき
マジでそう思った)


鬼退治の方法は至ってシンプル。


まず
ムーチーの中に鉄釘(てつくぎ)を仕込ませます。


そして
それを月桃の葉で包み
鬼に食べさせようというのです。


鬼退治の当日。


妹は作戦通り
そのムーチーを鬼に食べさせることに成功します。


鉄釘の入ったムーチーを食べた鬼は
痛さで慌てふためきます。


その隙を突いて
妹が鬼(兄)を崖から突き落としてしまいます。


これで鬼退治は完了です。


鬼を退治したその日が旧暦の12月8日であり


以降、沖縄の人々は
毎年この時期に
ムーチーを食べるようになりましたとさ。


どうでしたか?怖かったですか?


ちなみにこの話


諸説ありまして
今回の内容は子ども向けに話されているものです。


これで子ども向けですからね(笑)
十分怖いですよね(笑)


児童書も多く発売されてる他
ムーチーの歌なんてのもあります。


民話として伝承されているものの中で


成人向け(アダルト)の内容もありまして
これもこれで内容が凄かったですびっくり


地域によっても
語り継がれている内容には様々ありますが


とにかくこのムーチーが
鬼退治に一役買ったというお話です。


2020年。


今年のムーチーの日は
本日、新暦の1月2日です。


地元では、このムーチーを
齢(よわい)の数だけ食べるのが
よいとされています。


(まあ、そうなると高齢の方は大変ですがww)



例年より少し早い気がしましたが
調べてみると確かに!


親がムーチー買ってきてたので気づきました。


ということで今日
僕もムーチーを食べました。






この葉っぱ🌿が月桃の葉です。


中にムーチーが包まれています。


味は、プレーンの他に
紅芋、黒糖などがありますが


今日は初めて『ヨモギ』味を食べました。


月桃の葉もいい香りがします。


個人的には


油で熱したフライパンでムーチーを焼いて
外側をカリカリにする食べ方が好きです口笛


今回僕が食べたムーチーは
買ってきたものですが、


みなさんもご家庭で
簡単に作ることができます!


もち粉と水と砂糖があればできるので
みなさんもぜひ作ってみてください。


それでは。


正月三が日楽しんでください。


バイバイ👋