先日若い経営者の方とお話していて、お偉方の天下りは何故に無くならないの?という質問をされました。

言葉の響きとしては極めて悪く感じる"天下り"。
ですがこれが無いとすると世の中どうなるでしょうか⁇
仮に明日から全ての天下りが禁止、無くなるとします。するとどうでしょう。天下り目前のお偉方は明日からの収入が見えなくなります。そうなるとその方々は困りますよね?
ではその方々がどうするか、というと大半が現役続行するようにルールごと変えてしまう、ということが最有力に考えられます。
昨今の定年の時期の先延ばしは、単に年金がもらえる時期が遅くなったから、という点や、平均余命が延びたから、等と言われていますが、それって誰のため?というと高齢になった方達のためですよね。
日本は少なくとも年功序列的な文化が色濃く、昨今随分とマシになったとはいえど世の中の権力やお金は高齢な方々が大半を持っています。
国会議員を見てください。今でもおじいちゃんが多くないですか?あれは天下りを否定し続けた結果起きている事態です。
現役世代としても、それらの方々が天下って世代交代として席を明け渡してくれることで、恩恵は受けているのです。
無くしてしまおう!といったところで、それを自分自身に置き換えて考えてみてください。
これから子供が結婚する、孫が進学する、当然お金は必要ですし、生活のレベルって急には落とせません。
だからこそ天下りは、世の中全体のためにも無くならないのです。

私自身としては、会社組織を退職後も今まで通り声がかかる限りコンサルタントとして、いろいろな方とお会いして仕事をしたい、と思っていますし、世の中的な天下りとは違うラインですが、やはり仕事は出来る限り続けたい、という点においては同じなのかなあ、と思う今日この頃でした。