ばっちりフルメイクしながら後悔した。

こんな事ならもっとダイエット頑張っておくんだった・・・って。。。


家を出る前にママに声をかけられた。


「もし払わないって逃げるなら、裁判でも何でもやってやりなさい!

費用がかかろうが、こっちが負けようが関係ないから。

ドロドロに巻き込んで困らせてやればいいから。

もうお金の問題じゃない。気持ちの問題なんだから。

カオリがスッキリ出来ればそれでいいんだからね!」


力強いお言葉を頂戴し、待ち合わせの喫茶店に向かった。



そしてご対面。


正直、会ったら気持ちがどうなるのか不安だった。


だけど・・・


実際は、何とも思わなかった。

あーなんか全然変わってないな・・・って失望した。


私は別れてから、いろいろ努力したつもり。

外見も内面も磨いてきたつもり。

それは省みたから。


でもショウは全く変わってなかった。

きっと人を傷つけた事なんて気付かずに、

全く悩みもせず、そしてショウは傷つく事もないまま、

何の成長も無く過ごしてきたんだなって思った。


自分の心に安心した。ショウに対して未練はないって。

これで思う存分言いたい事言えるって。


それでも、やっぱいろいろ見ちゃいますね・・・

それも一瞬のうちにあせる

もう私がプレゼントした財布じゃないとか、

ネックレスのヘッドが変わってるとか・・・

ちなみにネックレスにはカルティエのラ○リングがとおされてた。



席に着いて向かい合った。


「まず最初に言いたい事がある。

あの時は本当にすいませんでした」


「言葉だけは受け取っておくよ」


「で、慰謝料についての答えなんだけど・・・

カオリには悪い事したとは思ってる。だけど・・・」


「俺は婚約だとは思ってない。だから払えない。」



・・・・・・・・・・・・・・。


えぇっ!?何言ってんのコイツ!?



「はぁ!?どう考えても婚約でしょ!?」


「カオリから連絡きて、俺そっち関係の人に相談したのね。

そしたら、一度は婚約中だったけど、別れるときは婚約中じゃなかった。

だから婚約破棄にはならないってのがこっちの見解なんだ」



意味わかんねーーー!!



こっからしばし討論。


彼の言い分は・・・(そっち関係の人の法的考え方)

私に結婚の意志を確認されて「結婚する」って言ってから、

覚悟がないって言い出した時までは婚約中。

そして別れる事になったから私は家に戻った。

この時点で婚約は解消になった。

そして、考えたいって事になり、それを私は受け入れた。

この時点で二人の関係は恋人に変わった。

そして、再度本当に別れる事になった。

だから、最後に別れた時は、恋人関係だから、

婚約ではないので慰謝料は発生しないとの事。

法的考えだと、一度恋人関係に戻った場合は、

慰謝料の発生事案にならないとの事。


(あまりにもムカつき過ぎて、記憶が多少曖昧だけど、

たぶんこんな感じの内容だった・・・)



こんな言い分あり!?

ぶざけんじゃねーよ!!

もうね、ムカついてムカついてしょーがなかった!


カーン!!!


私の頭の中でゴングの音が響いた。。。