1月21日に長崎県の五島灘で深海魚「アカナマダ」が捕獲されていたと1月27日に西日本新聞が伝えている。
長崎県でアカナマダ捕獲
それによると21日に五島灘で捕まったアカナマダは水族館に寄贈されたということだが、同紙でも「全国的に捕獲例が少ない」「詳しい生態は謎に包まれている」とされていることからも貴重な例であったことがわかる。
しかしアカナマダは非常に珍しい深海魚とされていることから釣り上げられたり水揚げされると現地新聞が報じることも多いが、最近になって話題が増加しているとの印象は否めない。12月18日に兵庫県の日本海側で釣り上げられ、12月29日にも新潟県の海岸で打ち上げられていたと報じられたばかりだったためである。
今回捕獲されたのは九州本島と五島列島の間にある五島灘であったが、付近では最近、他にも気になる現象が起きている。2016年12月9日、五島市で5頭のイルカが打ち上げられていたのだ(関連記事参照)。