いろいろ議論があった難しい法案でしたが、最後に可決成立しまし
た。賛成した以上、この法律の施行に私自身、重い責任を負ってい
ます。安全保障特委に入れていただき、ずっと審議にも参画してき
ました。

自身の思いとしては、このような賛否相半ばするような難しい課題
に次々チャレンジしていかねば日本の将来はないと思っていますの
で、これから可決した理由などをよく地元でも説明していくつもり
です。

私も11/
28に質問させていただき、指定のあり方、検証の仕組みについて大
臣の見解を質しました。時間が短くもっと詳しくお聞きしたかった
ものの、概ね答弁は納得できるものでした。(参院HPにネット配
信された映像が残っています)

今後の運用でのポイントは、まずは、当然ながら、秘密の指定それ
自体を法律の条文で絞り込んだとおりに指定すること。
もちろん、現在も政府に...秘密はあります。その件数(42万件)と比較できますので、概括
的には検証可能です。(ちなみに42万件というと多く聞こえます
?が、約9割は情報収集衛星による写真です)
そして、個別の指定や解除に関しての、指定行政機関自身によるチ
ェック、国会によるチェック、そして国民によるチェック。この三
種類、三段階の検証の仕組みが大切だと思っています。

いい加減な指定をしたりすると、政権交代があったら調べられて公
表されるでしょう。もし違法な指定なんかがあれば、大変です。政
権交代があるかもという緊張感があれば、いい加減な運用などでき
るはずもありません。

そもそもこの仕組みを的確に運用して、緊迫した国際情勢の中、我
が国の安全保障を図っていかねばなりません。

とにかく、賛成した人も反対した人も、継続的にこの運用について
目をつけていくことが必要です。もちろん、その先頭に立つべきは
与党であり、その一員である私もしっかり検証し続けます。