5/5 名古屋市守山文化小劇場に『わくわくクラッシックコンサート』聴きに行って来ました。
モーツァルトのフィガロの結婚からスタート。
こどもの日の企画なので会場の半分守山は子供。
泣いたり騒いだりする会場でいつもとは違う会場の空気に団員は演奏し辛いだろうなあと思って聴いていました。
司会の平康さんのテンション高い声で子供達は一瞬静まる。
司会の中で山の音楽家を口ずさむと大人達からはどよめき。
流石ソプラノ歌手ですね。
2曲目はソロ演奏による楽器紹介。
トップバッターはコンサートマスター。
なななんと
『ツィゴイネルワイゼン』‼️
子供相手に本気モードです。
この子達にその本気が判るのか❓
なんて思いながら。
3曲目のカルメンでは気になる楽器の前で演奏を聴いてみようというサプライズ‼️
舞台の上に子供達全員が上がってそれぞれ奏者の前でしゃがみこんだり覗き込んだり。
なんとコンサートマスターは指使い、弓使いをオーバーアクションでしかも前かがみになって子供達に魅せつけていました。
僕も幼い頃、消防署の音楽隊がパレードの時にカッコよく魅せてくれたことに憧れた事を思い出しました。
4曲目は、開演前にペットボトルで作ったマラカスを使ってテキーラ、子供達ノリノリでした。
この時に気がついたのは、泣く子わめく子が、チューニングするかのようにキーを合わせている感じ。
きっと彼らなりの参加方法なのかもって気がしました。
休憩を挟んで『ピーターとオオカミ』
スコアと絶妙に掛け合った朗読とソリストの本気モードがより臨場感を増し、オオカミが捕まった瞬間、
子供達も息を飲んで会場がシーンとなりました。
プロの全力の本気が子供達に確実に伝わった。文字通り客観的に体験しました。
この日の企画は人生に音楽を取り入れ、将来は演奏家、音楽家として観客としてのジャンクションなんだなあと感動しました。
素敵な贈り物をありがとうございます