賀状準備
今年の賀状発行数は3億枚減って7億枚という事ですね。私も例年100枚購入の所、70枚にしました。一昨年来賀状欠礼の通知が増え、年に一回の挨拶のみならば他の方法でも可能だから減らしましょうとの判断です。もう午年の賀状を刷るのは何回目に成ったやら、最近ではlineやメールでの割合が増えてきたにも関わらず相変わらず版画での賀状です。一枚一枚一色一色ズレない様に版木に葉書を押し当てて馬連で刷ります。上手く絵の具が乗る時もかすれる時も版画だからの味わいと思って貰えたら良い。ちょうどNHKの大河ドラマも蔦屋重三郎を主人公にして歌麿、北斎、写楽等々の著名な作家が登場します。今の1000円札の裏面は北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏。それらとは全く話に成らないレベルであるのは当然ながら年に一度の事で僅か70枚ほどを刷っている。版木を彫り、準備して刷り初めまでが時間が掛かる。その気に成らないとなかなか。11月1日・2日は普段見ない野球のそれも大リーグのワールドシリーズを最初から見ていたので余計にその気にも成らず、ようやく3日4日で摺り上げ迄は完了しました。(山本由伸選手は岡山県備前市の出身です)ちなみに大河ドラマ「べらぼう」は初回に、駆け出しの主人公が老中首座の田沼意次と室内で対面し意見する場面が有り、フィクション、脚本通りの演技にしても余りにも酷すぎるのでその後は見るのを止めた。若者向けする見てくれの良い?若手俳優を選びそれこそ大河離れの若者を呼び戻そうとしたのでしょうが、歴史が判る高齢者は離れて行く。2026年は「豊臣兄弟」秀吉と秀長を主に描かれるのでしょうがタイトルがいまいち。初回は期待して拝見する事にしましょう。来月に入ればあて名書きと印を押して元旦に着くように投函します。やはり賀状が元旦に着くのは楽しみだからね。黒版。赤版。70枚を二日がかり。パソコン使えば簡単に宛名まで書いてくれるけど相変わらず一枚一枚一色一色。2026年の午年は何が来るでしょうか。1987年に自家建設した時に南都・元興寺の節分会祈願を行いました。記念の絵馬が39枚並びました。どこまで行くのやら(笑い)ここ12年は薮内佐斗司のせんとくんが並びました。従来毎年作家が変わっていたので12年間がっかりでした。秀吉の長浜が2026年大河の舞台の一つ。元々は今浜と呼ばれた地名を秀吉が長浜と改称したところ。2026年は脚光を浴びるでしょう。(アサギマダラはまだ飛来せず)