工房撤収
富士山下公勇工房を閉めました。2013年7月7日に工房開きをして以来、約13年間、山の中腹で作陶をしていました。新富士駅から数キロの所で10数年、もう少し離れた所での作陶期間を入れれば富士では約30年の活動にピリオドを打ちました。倉敷からでは47年間の陶芸活動でした。一切合切、居ぬきで使ってくれる方が現れたので渡に船でしたが、大物の窯はそのままで良かったので助かったものの、今まで使ってきた物など全てを廃棄処分して何にも無くした状態で引き揚げて来ました。未練が無いと言えば噓に成ります。47年の陶芸活動を御仕舞にするのですからね。手はまだ轆轤を引きたがっていますが、いつまでも新幹線で富士迄通うのは無理が有るでしょうから、元気なうちに引き上げましょうと決断した結果です。もっとやってくれと仰る方も居られましたがキリがないので4月末と自分で線を引いたのです。お世話になった方に最後の日にお礼をお渡しする時に恥ずかしながら泣けました。これからですね、1つ終わったので、次がまた始まるのでしょう。ちょうど今日、奈良の大寺から法要の招待状が届いたのでこの様な事かなと思いつつあります。5月2日が立春から数えて八十八夜か。新茶の季節を向かえます。浙江省杭州市の西湖周辺、龍井茶(ろんじんちゃ)の産地は山の上までずっと茶の木が植えられていて一芯二葉で手で摘んでました。高級茶葉の産地で(2019年4月清明前)今までの窯の焼成記録も不要に成りました。同上最初の頃の焼成記録。真面目に付けていましたね。第709回、最後の窯の焼成記録です。最初の頃と最後のを残して焼却しました。約700枚有るので処分も大変。奈良・法隆寺近くのお店に飾って頂いている大鉢。大きすぎると貰い手も無いので。絵は棟方志功のお弟子さんで友人の版画家・秋山巌画伯の「この道しかない春の雪ふる(山頭火)」そうですね、この道しかないのです。