元気な時に、僧侶を目指して修行に通っていたお寺に久しぶりに行ってきました
山寺なので息も絶え絶え休み休み本堂まで、なんとか参拝できました
登り切れたので、嬉しくて自信になりました
お世話になった御住職や役僧の皆さんと久しぶりにお会いできました
皆さん、世間話などゆっくり優しく話してくださり、病気の事は私から話さない限り聞かれません。
「元気そうだね」と言われないのも有り難かったです。元気そうにしてるけど、あまり元気じゃ無いという難しい心境を話すのは毎回疲れるのですが(私の捻れた心が悪いんですが)、あなたの話を聞いてますよ、見守っていますよという雰囲気が伝わってくるだけで、暖かいものに包まれているような、何とも言えない気分になりました
私もそのような人になりたいといつも思わせてくれます
この時期は、紅葉🍁がとても綺麗なのですが、今年は酷暑とこの時期の冷え込みが少ないため、紅葉はあまり進んでいないそうです
このままだと紅葉しないまま落葉するか、大晦日に紅葉してるかもしれないねと話しておられました
別れ際に、最高齢の役僧の方に
病は医師に任せて心は自然や仏様に任せて、またいつでもいらっしゃい。まってますよ
と声をかけて頂きました
骨髄異形成症候群と診断された時、いろんな事が重なっていたこともあり、病気のショックより「良かった、これで終われる」とほっとしたというのが正直な心境でした
詳しい事はここには書けませんが、今でも「もう終わってもいいかな」と度々考えます
誰にもこの心境を話した事はありませんが、この役僧の方は帰り際に毎回
いつでもいらっしゃい
私は貴方を待ってますよ
と声をかけてくださいます
この言葉で、次までなんとかやってみようかなと思いながら、いつもお寺を後にしていました
体力つけて今日の様にお寺に行って心の重荷を降ろし心の掃除に行きたいなぁって改めて思いました