メソトレキセートを開始して2か月目の定期受診に行ってきました。
診察室に入るなり、電子カルテをみながら「うーん」を繰り返している主治医。
「おいおい・・・」と思いましたが
検査結果は・・・・
WBC 3.9(基準値3.3〜⒏6)
RBC 1.86(基準値4.35~5.55)
HB 6.9(基準値13.7~16.8)
HT 19.5(基準値40.7~50.1)
lym 65.0(基準値16.5〜49.5)
好中球実数 1240
RET実数 19,000
主治医は
「好中球が少し改善したくらいで、期待したほどメソトレキセート、効いてませんね」
「これまで、シクロスポリンやプリモボランも試したけど、どれも反応しなかったり、効かなくなったし、いったい何の病気なんだろう(いやいやこちらが知りたい(笑))」
「あなたの場合は赤血球も白血球もすべて異常があるんだけど、例えばAという病気はBしか悪くならないのに、CもDも悪いみたいな・・・診断がつけにくいんです」
「遺伝子検査結果で今回の治療となったんですが、どうなんでしょう?」
「遺伝子検査で異常が判明して病名が推測できましたが、件数と治療実績が多い病気は治療が確立しつつありますが、あなたの場合は件数が少なく、まだまだこれから研究されるレベルなんです。だから将来的に、あなたと同じ病態の方にはこの薬が効くということがわかってくるかもしれません」
「メソトレキセートが効かないとなるとどうなるんですか」
「当面は輸血しかないですね。もっと病状が進んだり根拠となるデータがそろえば、より強い治療も選択肢になりますが、それはリスクも伴うので今は輸血でつないで生活の質を保つこと、体力を温存したほうがいいです」
なかなか判断が難しいんですね・・・
今回は輸血して2週間を過ぎたころから状態が悪くなってきたので、今後は2週間に1回のペースになるかもしれないそうです。
何だかすっきりしませんが今の状態を維持できるよう頑張っていきたいと思います。