「育」という漢字にあらわされているように、
森羅万象全てのいのちは、お月さまのエネルギーにより成長しています。
なので、お月さまの満ち欠けのサイクルで生きることが私たち「人」にとっても自然なことなのです。
しかし、私たちの日常生活の基準になっている暦は、お月さまの満ち欠けの太陰太陽暦ではなく、太陽暦です。
このことからしても、私たちのいのちの育みとは少しずれた中で生きていることがわかります。
私たちのいのちはお月さまの満ち欠けと共に生き、お月さまのエネルギーサイクルに乗って生きるとき、本来歩むべき道を輝いて歩むことができるようになっているのです。
そして、
お月さまの満ち欠けのサイクルは、
ものごとが形作られる「起承転結」のサイクルとなっています。
その「起承転結」のサイクルには、それぞれ固有のエネルギーの特徴があり、その特徴を理解し日常に活かしたとき、見事に変化があらわれます。
それでは、「お月さまの起承転結のエネルギーサイクル」をお伝えいたします。
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≪新月≫
固有のエネルギーは、はじまりのエネルギー。
起承転結サイクルの「起」。種を蒔く時期。ものごとのはじまり、スタートに適している時期となります。
私たちの身体もこの新月のエネルギーに影響をされていますので、新月の時に髪の毛や爪を切ると、普段より伸びるスピードが速まります。それくらい新月にものごとをはじめると、スムーズに形となり実現するスピードが速まります。
また、想いの領域に種（意志、意図）を蒔くという意味で、新月の日にはお願いごとを書くと叶いやすくなります。
新しい習慣をつけたい場合や依存性が強いもの（たばこ、コーヒー、アルコールなど）をやめたい場合、新月から行動するとよいでしょう。
新しい習慣は21日間（3週間）続けると、習慣化される確率がグッと高くなりますので、新月から21日間続けるととても効果的です。
≪上弦の月≫
固有のエネルギーは、ものごとを形づくるためにサポートが強く働くエネルギー。
起承転結の「承」。新月で想い描いたビジョンや願望を形とするために具体的に行動する時期です。
この時期は、行動あるのみと言っても言い過ぎではありません。ピンっとくる人や場にはすぐに連絡し行動に移しましょう。
また、この時期はサポートが強く働きますので、常に願望に関するアンテナを立てておくとよいでしょう。
エネルギーを吸収しやすい時期なので身体づくりには適していますが、太りやすい時期でもあるのでダイエットには適さない時期です。
≪満月≫
固有のエネルギーは、目に見える形となって顕われる具現化のエネルギー。
起承転結の「転」。新月で想い描き、上弦の月から行動してきたことが形となる時期です。
この時期に大切なことは、形になったもの、成果を遠慮なく受け取り、自分自身の価値を十分に味わうことです。しっかりと自己承認できると、スムーズに次へとつながります。
身体が何でも吸収するので、暴飲暴食は控えましょう。また、満月の時は、感情の起伏が激しくなりがちなので普段よりリラックスできる環境を作ることをおススメいたします。
身体の水分が多くなりますので、緊急ではないかぎり、満月の時の手術は控えましょう。
≪下弦の月≫
固有のエネルギーは、細やかに整えながら次に向かって動きだす浄化のエネルギー。
起承転結の「結」。形となったものや成果を周囲にわかちあう（手放していく）時期。
次に向けて、心身を整え、環境を整える時期です。起承転結の最後のサイクルは、次の新月からスムーズに始まることができるよう、新たな種を蒔くためにキレイに畑を耕すというようなイメージを持つとよいでしょう。
「浄化」のエネルギーが強まるので、断捨離やデトックスに適しています。
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お月さまはこのようなサイクルで動いており、固有のエネルギーの特徴を持っています。
この満ち欠けのサイクルとエネルギーの特徴を理解して日常に活かしたとき、大きく日常に変化があらわれるでしょう。
忘れてはいけない大切なポイントは、
月のテンポ®を生きているということが前提です。
どうぞお月さまとともに生き、豊かに自分自身の魂の役割を生きていただければと想います。
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