クマが冬眠したらロードバイクも冬眠したが、
ランニングでは、自転車の走力向上にはならないとわかり、
自転車にも定期的に乗り続ける必要があると
痛感したのだった。
しかし目標がないと続かない。
とにかくまず、
大会に思い切ってエントリーして、
それを励みに練習を続ける、
というパターンだったが、
目標としていた大会が終わり、
次の目標が見つからない。
ランニングも楽しくてやめられない。
両立出来る方法はないかと考えていたら、
「トライアスロン」という言葉がふと
頭に浮かんだ。
まさか、冗談、とんでもない、
とすぐ打ち消す。
確かに 若い頃は憧れていた時期もあったが、
今は腰痛と神経痛で、
調子の悪い時は歩くのもやっとで、
何故か走ると少し調子が良くなるので走り続けている。
伸びしろがあると言っても、
マイナス10がマイナス8になったぐらいだ。
しかもおやじは水泳が苦手である。
泳げないわけではないが、
クロールでは25メートルがやっとで、
足のつかない海は恐怖でパニックになってしまうだろう。
無理、無理。
ところが、ちょうどその頃、
ネットニュースで、
90歳のトライアスリートの記事を目にする。
なに？90歳でも現役の人がいる！
自分には、まだ20年以上あるではないか。
10年かければひょっとしたら、
何とかなるのではないか？と
ちょっと最下位から脱出したからといって、
すぐ調子に乗る。
早速調べると、近くでも
小さなトライアスロンの大会が、
開催されているではないか。
募集要項を見ると、
400mを13分以内に泳げる人と書いてある。
25m から 400m まで道のりは遠い。
とりあえず、
かみさんがダイエットのために通っているプールに、
自分も通うことにして、
エントリー締め切りまでの3ヶ月で、
どこまで条件に近づけるか、
もしクリアできたら、
その時にエントリーするかどうかを考えることにする。
水泳は苦手意識があったので、
今まであまりやってこなかったが、
やらなかったので出来なかったとも言える。
かけてきた時間が絶対に足りない。
継続は力なり。
時間をかければ、
それなりに伸びしろはあるのではないか？
ランニングにしても、
初めはとても走れないと思ったが、
ウォーキングから始めて
途中からランニングになり゙、
マラソンにも出られたように。
よし、水泳頑張ってみよう。
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果たして、おやじは泳げるようになって、
トライアスロンの大会に出場できるのか?
ところで、
ロードバイクはいつやるの？