還暦過ぎて始めたおやじ(私)の
ロードバイク日記です。
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エントリーはしたものの、
山間部のコースを走り切れるかどうかで、
完走できるかどうかが決まると思ったので、
車で下見してみたが…
こりゃ無理だ!
この上りの連続は駄目です。
60年あまり生きてきたが、
自転車でこんなに坂を登ったことは、
ありませんです。
大会まであと3カ月。
坂を登り切る自信がない。
どうしたものか?
思い返せば、一昨年、還暦を迎えた記念にと、
これも死ぬ前に一度は走ってみたかった
フルマラソンの大会に出たが、
制限時間ぎりぎり6時間30分のゴールだった。
後半はほぼ歩いていた。
半年間、付け焼き刃で練習しても
還暦おやじの体力など、この程度である。
若い人、速い人と比べても仕方がない。
どんなに遅くてもいい、
制限時間内に完走することだけを目標にする。
そこで、計画を立てた。
少しでもスタミナを付けるため
3ヶ月間、
毎朝6キロのランニングをすることにした。
次に、コースの分析。
6:30スタート18:00のゴールまで最大11時間30分。
約175kmのコースを
休憩と昼食も含めて平均時速15.3km/hで走れば、ギリギリセーフ。
山岳コースの登りは実際にロードバイクで走ってみた。
はじめは無理だと思ったが、
時間さえ気にしなければ、走り切れることがわかった。
事前に一番しんどい部分を試走したことは、
大きな自信になった。
去年のペースと、今回試走したペースを参考に、
各エイドへの目標到着、出発時間を決める。
ゆっくり休憩している余裕はない。
昼食は20分、その他のエイドでは10分の休憩(計60分)しかできない計算だ。
パンクやメカトラブルが何か一つでも起きれば、即アウトだ。
また、6:00から時間差でスタートするため、
遅くとも6:30ごろにはスタートしないと、
時間が足りなくなってしまう。
スタートラインでなるべく前方に並べるよう、
受付は前日に済ませてしまい、
当日は早めに来ることにする。
果たして、
おやじの計画どおりにいくのか?