先週、民進党が香川選挙区(参院選)の擁立を取り下げ、共産党が公認している候補予定者に一本化する方針を固めました。民進党の幹部の中には渋々という見せ方をしている人もいますが、32の一人区の中からどこかは共産党に回す必要があったため、最初から決められていた部分もあるでしょう。
残った三重県と佐賀県の野党候補一本化の協議も大詰めを迎えています。

これで本格的に「民進と共産」を中心とした連合が出来上がったわけです。
私は以前から「二大政党を目指すのならば共産党と一緒になるべきだ」と民主党の方々にはお話をしてきたぐらいですから、全く違和感はありません( http://ameblo.jp/koutamatsuda/entry-12075899813.html  )。
これが衆院選での協力に発展すれば、益々「LEFT vs RIGHT」の構図が鮮明になってきて、有権者には分かりやすくなるでしょう。

しかし、今の日本の選挙制度では少数政党が生き残る余地があるのも事実です。
その政党が、どちらにも入れず「あぶれた」政治家を拾うだけの政党では意味がありません。

逆に、右でも左でも無く、ゼロイチの議論ではない是々非々の政党がそこのポジションを埋めることができれば、健全な議会制民主主義の発展に供与することができます。

日本を元気にする会は、時間が掛かろうとも、愚直にその理念を追求していきたいと思います。