ドーハの悲劇から20年。



日本はアジア予選を突破し、安定的にワールドカップに出場できる実力まではついてきましたが、本大会ではまだまだ厳しい状況が続いています。



過去、6大会で17試合を戦い、勝利は4つのみ。



1次リーグを突破できたのは2試合しかありません(その内一回は日本での開催)。



また、過去のデータを見てわかるのは、初戦で負けている大会では1勝も出来ていないということです。



今日の試合でも感じましたが、攻めている時の日本は強い。



しかし、(主力選手の投入などで)流れが変わって、点を取られた後は一気に崩れる事が多いのです。数分で連続して失点してしまう。私がドイツまで応援に行ったオーストラリアやブラジル戦もそうでしたし、今大会のコートジボワールとコロンビア戦も同様でした。 (今大会の流れは、ドイツ大会と似ていたと思います)



批判も多く出てきていますが、私は、ザックの目指したパスで繋ぐ攻撃サッカーは日本に合っていますし、間違っていないと思います。練習試合でも見せたように、ハマった時は本当に機能します。しかし、それを貫徹するにはメンタル面とフィジカル面を強化する必要があるのです。

特にゴールを決められた後の戦い方、そして初戦を落とした後の戦い方はやはりメンタルが大きいと思います。



そして、フィジカルを強化するのは数年で出来る事では無く、世代をまたいで、遺伝子として引き継いでいくような話です。



例えば、今はワーストスリーの体格。平均身長を20年後には180cmにして、ベンチプレス〇キロ、スクワット〇キロは上がるようにするなど、明確な目標数値が必要です。



気の遠くなるような話だと思われるかもしれませんが、そのぐらいの気持ちで挑んでいかないと、サッカー開発途上国の日本が優勝するのは難しいと思います。



落胆している暇はありません。
未来に向かって頑張ろう、サムライブルー!