昨夜は、香港、パリ、台湾からのお客様(其々有名な企業家、女優、インテリアデザイナーです)をおもてなしさせて頂きました。
場所は、10年以上前のオープン当時からお気に入りの小さな割烹。
3人とも大変なグルメのため少し心配でしたが「トレビアン!」「ホウセッ!」を何度も頂き、とても喜んでもらえました。
香港とパリからの二人には「いま一番お勧めの、もしくは好きなレストランは?」と聞いたところ、申し合わせたかのように日本料理店の名前が出てきました。
本当はフレンチと中国料理のお店を知りたかったのですが、それだけ日本料理が世界に浸透しているということです。
私が30~40年ほど前にアメリカやセネガルで日本食を馬鹿にされ、「世界に寿司店や和食店を作って、日本料理の素晴らしさを広めたい!」と思っていた頃から比べると、様変わりです。
私には出来ませんでしたが、それを実現してくれた多くの和食職人やベンチャーの皆さんのお蔭です。規制が無いから自由に競争し、広まっていったのです。
数十年でこれだけ変化するものを目の当たりにすると、良いものを十年単位で計画し、推進して行く事の重要性を再認識します。
日本にはまだまだ眠っているパワーが沢山あります。
再生可能エネルギーを10年、20年の単位で明確に目標設定し、広げて行くこともその一つです。
現在のあやふやなエネルギー基本計画ではなく、数字で表し、ベストミックスもしっかりと早期に公表する。
それが出来れば、30年後には「日本の自然エネルギー活用法は世界一だ」と各国で言われているようになるでしょう。