最近、党内で様々なことがありましたが、それと時を同じくしてSTAP細胞の報道も過熱していましたね。

はじめの頃は「世紀の大発見」という見出しが躍り、その後は「女性」「30歳」「割烹着」「リケ女」など小保方さん個人にフォーカスした内容が広がり、現在は「改ざん」「捏造」「嘘つき」と個人を攻撃するものに変調しました。

たしかに、小保方さんの論文には、写真を切り貼りするなど問題も多々ありました。その点は、責められて然るべきだと思います。

しかし、問題の本質は、STAP細胞が実在するか、第三者に再現可能かということなのです。

「疑わしきは罰せず」

私は一旦小保方さんへのバッシングを止め、もう一度公正中立な第三者の確認の下で(開発者利益に考慮するため守秘義務は課した上で)、STAP細胞をつくる機会を与えるべきだと思っています。

このまま個人攻撃を続けていると、何が大事なのかを見失い、他国に開発競争で出し抜かれるなどの最悪なケースも起こりかねません。

冷静に対処し、小保方さんをカラに綴じ込ませるように仕向けず、STAP細胞そのものの存在を確かめることが最も重要です。