昨日は2年間がんばってくれた秘書の独立祝いを開催しました。
面接のときに「目標を持ってきてほしい」と話したのを覚えていますが、約束通り寝食を忘れて仕事に没頭し、晴れて自分の法律事務所を持つことになったのです。
「松本くん(中央)」
同時に、昨日は驚くような事件もありました。
4日前に入所したばかりの新人。2日目にして「お腹が痛くて」と終日休み、3日目は「電車が遅れて」と遅刻。そして、今日は出社したものの、朝9時頃「トイレに行ってきます」と部屋を出て、そのまま戻ってこなかったそうです。
私は忙しくて殆ど話す機会も無かったのですが、元々は独立祝いと歓迎会を兼ねてやる予定でしたので、夕方その話を聞いて驚いてしまいました。
(入所面接をした秘書達には自信満々に「自分は仕事ができますよ」とかなりアピールしていたそうですが…)
部下を数百人(アルバイトもいれたら1万人近くになりますが)見てきた私が言えるのは、目標(+期限)を持って仕事をし、次を明確に決めてから移る人は、必ず成功しているということです。
そして「今が嫌だから」と目前の状況から逃げるように辞めた人で、成功した人を見たことがありません。特に会社に迷惑をかけるような辞め方をした人は例外なく次でも失敗しています。
それは何故か。数名のその後の状況を聞いたことがありますが、前者の場合、困っている時に助けてくれる人が表れていることが分かりました。後者の場合はその逆なのです。
4月に入社し、既に「失敗した」と感じてしまっている新卒の皆さん。
どんなに嫌でも期限を設定し、何か一つでも自分の成長に結びつけ、そして何か一つは恩返しをするという事を考えて仕事をしてみてください。
進むなら、それを実現させてから次に進みましょう。
他でもない、「自分」の為になる事なのです。