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GA886(ガルーダ航空)でデンパサール空港を出発したのが15時30分。
羽田空港に到着したのが23時10分。


2日間会期延長から深夜国会になることは見えていたため到着後すぐにメールを確認したところ、参議員本会議が始まっていることを知り、ボーディングブリッジを歩きながらUstreamで議場の状況を生中継で確認しました。


荷物を受け取って国会に直行しましたが、残念ながら後半の上がり法案にも間に合いませんでした。
しかし、水野さんと参議院国対委員長・代理会議を持つことができ、朝2時ぐらいまで話し合いました。


結果は皆さんもご存知のように、強行採決。


機内で資料を読み、法案の中身や経緯について色々と考えてきた私は虚しさを感じざるを得ませんでした。突然出てきた「情報保全諮問会議」、「保全監視委員会」、そして「独立公文書管理監」。海外に行っていたとは言え、委員会の質疑を確認してきた私でさえ、まだ理解を深める事ができていません。
国民の皆さんなら尚更でしょう。


我々みんなの党は、アジェンダ(公約)で日本版NSCと情報漏洩防止策の必要性を以前から訴えてきたため、NSCと共に特定秘密保護法案にも賛成をしてきましたが、このあまりにも拙速な審議には同調をすることは出来ません。


自民党政権にはもう一度民主主義の原点に立ち返って、自分たちの足元を見直してもらいたいと思います。


逆にWTOはこのブログを書いている12月7日の10時半現在でも決着がついていません。
159ヶ国のコンセンサスを民主主義の理念に則って得る事が如何に難しいか。
しかし、だからこそ、合意に達した時の重みを全ての加盟国は認識しています。


WTOについては結論が出た後、続編をアップさせて頂きます。