昨日は早朝からバリを離れ、ジャカルタの日本現地法人を訪問し、意見交換や工場を視察しました。(詳細は後日、アップさせて頂きます)


バリに戻ってきたのは0時前でしたが、ホテル到着と同時に携帯が鳴り、参議院の深夜国会が朝5時ごろまで続きそうだと聞いて国会から離れている事を心苦しく感じました。


理由はどうであれ、最後に自民と民主を中心に委員長解任の応酬になってしまったのは残念だとしか言いようがありません。与党は強引な議会運営を改め、国民の不安を払拭すべく徹底した法案審議に応ずべきです。


また、このような「会期末日程合戦」でWTO閣僚会議に肝心の閣僚が出席できないのは、日本にとってもマイナスです。


日本の衰退を止める一つの方法が、アジアのリーダーであることをしっかり自覚することだと思います。例えば、多国間交渉の足を引っ張っているのがアジアの一国だとしたら、バイ交渉を行い、説得をする役割を積極的に担わないといけません。


今回の出来事を見つめ直し、改善・改革を行わないと、国会は本来のあるべき姿からどんどん遠ざかってしまうでしょう。
さて、気を取り直し、各国の修正案などをチェックして、明朝から始まる丸一日のIPU(列国議会同盟)会議に備えます。