厚生労働省からインターネット依存症の中高生が全国に約52万人(中学生の6%、高校生の約10%)いるとの推計が発表されました。



高校生のスマートフォン使用率は2011年の7.2%から1年間で55.9%まで増加するという爆発的な拡大が起こっています。



その起因となっているのが、YouTubeやFacebook、Twitterなどに代表されるソーシャルネットワークや、バーチャルな世界で複数人同時にプレイが可能なオンラインゲームです。



どの時代でも新しい娯楽が生まれる度に「依存症」と呼ばれる現象が生まれ、問題視されてきました。
アニメが出てきた時も、インベーダーゲームやファミコンが流行った時も、PCが誕生した時も。



しかし、今回の問題が今までと一番違うのは、それを「いい加減にやめなさい!」と叱責する大人が少ないところではないかと思います。



それは、自分の子供の事を心配して真剣に叱る親が減っているということもあるかもしれませんが、自身がスマートフォンを手放せないプチ依存症になっている大人も多いからではないでしょうか。



長時間にわたり電子通信機器から強い刺激を受け続けることや、同じ環境で画面に向かい続けることにより、視力の悪化、睡眠障害、エコノミークラス症候群、VDT症候群などの日常生活に影響を及ぼす事もあると言われています。



何事も没頭し過ぎると弊害が出てきますね。
思い起こせば、私も夜中にスマートフォンで情報収集などを続けていると、眠れなくなってしまう事が多々あります。
自分にも寝る予定時刻の1時間前からは禁止するルールを課したいと思います。