昨夜、サザンオールスターズの復活後初のライブがNHKで放送されていました。


帰宅したのが23時ごろだったので最後の20分程度しか見られませんでしたが、変わらぬ元気な歌声とパフォーマンスに感動しました。


私が物心ついてから大学に入るまで、日本に住んだことがあるのは約1年だけです(アフリカからアメリカに移住する間)。
幸運にもその1978年に、サザンオールスターズはデビューをしました。


初めてTVで見て「勝手にシンドバッド」を聴いた時、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。
それまで聴いてきた歌謡曲と違い、メロディーが斬新。そして、体操着のような格好で変な振り付けをしながら歌う。
他の歌手たちとは全く違う世界を創り上げていました。


それから35年。


今日のライブを少しだけ見る事が出来て、日本のミュージックシーンにはやはりサザンが必要だという事を再認識しました。
日本には美しい四季があり、春夏秋冬のどれが欠けても物足りないように、この歌声を聴かないと何となく(私のジェネレーションには)音楽が物足りなく感じる程の存在になってしまっているのです。


活動を休止した時は色々と憶測が飛び交いました。
そして、今回も「なぜ復活することにしたのか?」と話題になっているようです。しかし、そんな事はどうでもよいことではないですか。


只々、今年はサザンの新曲が聴けて嬉しい。何となく夏っていう感覚が高まる。
それだけで日本の政治・経済の中心として活躍しなくてはいけない4、50代の中年たちを、少しだけ後押ししてくれそうな気がしています。