Death Star(デス・スター)建設の請願に対する米国政府の公式回答 が話題になっています。


ざっくり訳すと


「我々も皆さんと同様、雇用の創出や国防の強化を望んでいますが、現在デス・スターを建設する計画はありません。以下にその理由を述べます:
・予想ではデス・スターの建設費は85京ドルを超えると試算されます。政府は現在、財政赤字を減らそうと努力している状況なのです。
・我々は他の惑星を吹き飛ばすことを支持しません。
・たった1人が操縦する宇宙戦闘機に破壊される弱点を持つデス・スターに、多額な国民の税金を費やす必要があるのでしょうか?


という内容。
ユーモアに溢れていて流石だなと思いますが、私はそれ以外にも2つの点で感心させられました。


1つは、ジョークを交えているとは言え、質問や請願に対してしっかりと答えているところ。日本では、我々国会議員が「質問主意書」を出しても、政府はまともな答弁をしてくれないことが殆どです。


私が過去に出した法律に対する質問に対しても、政府の裁量権を維持するためか、暖簾に腕押し状態。全く具体性のないあやふやな答弁ばかりなのです。


もう1つは米国政府のネット請願システム。請願用のサイトでアカウントを作成すれば国民は簡単に請願を出すことができます。そして、30日以内にそのサイト上で2万5千の署名を集めると、連邦政府で正式に検討され、それに対する回答が得られるシステムになっているのです。


これは日本でも導入するべき仕組みだと思いましたので、検討してみたいと思います!