今日は曇り空ですが、昨日は台風一過のさわやかな秋晴れでした。



あまりにも空が青かったので、朝の通勤中に思わず写真を一枚撮ってしまいました。



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「議員会館側からの国会議事堂はこのように見えます」




しかし、この青空のようにスッキリしなかったのが、野田第三次内閣閣僚人事。



先々週、安住財務大臣を幹事長代行に、細野環境大臣を政調会長にすると聞いた時も「増税改革」と「原発、再生可能エネルギー」の対応を最後までやらせるべきだと即座に発信しましたが、今回の閣僚を10人も入れ替える人事も「どうせもうすぐ終わりだし、一人でも多くの未経験者に大臣という肩書をつけさせてあげて、自分のシンパも増やしておこう(選挙対策+保身)」という意図しか感じることが出来ません。正しく、昨日、渡辺代表が付けた「卒業記念内閣」というネーミングが分かり易く当てはまります。



外務相と防衛相はこういう時期ですから継続させるのが当たり前ですが、あと数か月だと考えると、せめて財務相・環境相・拉致問題担当相・厚労相(社会保障改革)・総務相(選挙制度改革)なども続けさせるのが妥当ではないでしょうか。48年ぶりに東京で開催されるIMF・世銀総会に合わせてG8財務相会議も開催されますが、各国の財務相は「また違う人と交渉するのか」と呆れ顔になる事でしょう。



民主党の閣僚人事改造の度に同じことを言ってしまいますが、再度言わせて頂きます:人事はトップに与えられた最大の権限。それをどう行使するかで、そのリーダーの目的や真剣さが分かります・・・と。