水の都と言うとイタリアのベネチアを思い浮かべる人が大多数だと思いますが、ベルギーのフランダース地方にもブルージュという世界遺産に登録された町があります。


ブリュッセルから約1時間、電車に乗ってやってきました。



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「水に面した中心街」



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「何百年も前の建造物がそのまま残っています」


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「私が座っている橋の下は船が行き来を」



12世紀に大津波がこの町を襲ったと言われています。その時に出来た大きな溝で運河を作り、湾とブルージュを繋ぐ水路が整備され、交易の町として生まれ変わったのです。


ピンチをチャンスにしたこの町は、それから何世紀も栄え続けました。


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「ノートルダム教会」


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「シャルル公と娘マリーが眠っています」


現在は名産の手作りレースや、チョコレートのお店が数多く点在し、ベルギー有数の観光地として多くの人々を引き付けています。


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「このような細道にも隠れ家のようなお店が」


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「日本語表示のあった手作りチョコレート屋さん」


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「露店のキャンディー屋さん」


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「今回のEU招致プログラムで一緒になったパレスチナのダウド(中央)、トルコのケナンと」


津波の悲劇。そこからの復活。日本も学べることが多々あるはずです。数日前にお会いした欧州高官の一人から、東日本大震災後の東北に呼ばれ、スマートシティとしての復活について講演をしたという話を聞きました。ブルージュのような町がヨーロッパにもあると知れば、お互い更に気持ちが入るような気がします。


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またいつか戻ってきたい町です。