昨日、第1回「日本型首相公選制を実現する会」の勉強会が、超党派の有志議員のもと開催されました。(共同会長:民主党・小川勝也さん、自民党・山本一太さん、公明党・遠山清彦さん、みんなの党・浅尾慶一郎さん)


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今回のゲストスピーカーは、佐々木毅・学習院大学教授(元東京大学総長)。小泉政権時代「首相公選制を考える懇談会」の座長を務めていた方で、当時の議論の様子を詳しく話して頂きました。



山本さんも当時を振り返り、「小泉政権時代に首相公選制の議論が盛り上がったが、小泉さん自身が議院内閣制にもかかわらず強いリーダーシップを発揮出来てしまった。それは氏のパーソナリティでできたものだったが、公選制の議論自体は残念ながら萎んでしまった」と話されました。



総理になる人の個性でしかリーダーシップを発揮できない仕組みと言うのは、どう考えてもおかしいと思います。



今回の勉強会では、首相公選制を導入する際「何人の国会議員の推薦を持って候補者とすべきか」「頻繁に不信任を出されないようにする為にはどのような仕組みが必要か」「国民投票を首相権限の一つにするべきではないか」など、様々な議論が出ました。皆さんも周りの友人や家族と、この話題について話し合ってみて下さい。



停滞する日本政治の仕組みを変える大きなテーマ・・・国民的議論として大いに盛り上げていきたいと思っています。