7:40AM 防衛相が米軍から「飛翔体発射」の情報を入手→官邸に連絡
8:03AM 官邸が「発射を確認していない」の第一報を発信
8:23AM 田中防衛大臣が「発射情報を得ている」と記者会見
その間、私は報道を確認していましたが、情報が錯そうし、何が正しくて、何が誤報なのかも分からない状況でした。
今回の情報発信の遅れは「ダブルチェックをしていたから」とのことでしたが、ミサイルが日本の領土に向けられたものであれば、約10分で首都・東京に着弾をします。こんな状態では、救える命も救えなくなってしまうでしょう。
これだけ準備時間があったにも関わらず、緊急時の体制を整えることが出来なかった日本。
発射前の国会議論も聞いていましたが、「前例」に囚われた質疑と応答が多かったことに危機感を抱きます。つまり、2006年の時も、2009年の時も、被害が出なかったので大丈夫だろうという感覚が蔓延しているような気がします。
次に注意しなくていけないのは、核実験です。
過去の経緯を見ていると、ミサイル発射事件の後には核実験を行うパターンが多いからです。次回こそは、衛星からの情報を素早く分析し、国民に早く正しく情報を伝えてもらいたいと思います・・・が、田中防衛大臣の記者会見を見ていると、「無理だろうな」と痛感してしまいます。
やはり、この方々では日本を守れません。