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年度末の国会では毎日のように委員会での議論が続いています。



3/28(本日)は経済産業員会で「経済産業省関連予算案」についての質疑をしようと考えていました。



その準備の為に、昨日は、他の委員会・理事会・講演・打ち合わせの間を縫ってですが、一日かけて予算の中身を精査し、いくつかの提言を準備していました。



昨夜23時ごろ帰宅をして、ニュースなどを見ていたら東電の「50Kワット以上の契約者」に対する値上げ問題について取り上げられていました。その不誠実な対応に疑問を持ち、今朝9時過ぎに、事務所から秘書と共に東電の「お客様センター」に電話をしてみました。現場が実際どうなっているのか知りたかった為、肩書は名乗りませんでした。



正直言って、思っていた以上のひどい対応に驚いてしまいました。



5回ほど電話を「お客様専用お問い合わせダイヤル」と「高圧のお客様専用窓口」にかけたのですが、すぐに切れてしまうか、「回線が空き次第つなぎます・・・」とアナウンスが流れるものの、数分経ったら一方的に切れてしまうパターンと二通りありました。



そこで仕方が無く本社へ電話をかけたところ、たまたま本社にいたという「高圧専用窓口の担当者(名前も聞きましたが、控えます)」が電話口に出て「・・・理由はどうであれ、支払いが滞って50日が過ぎると電気を止めるというのは約款で定められている。契約者が法人、個人、マンションオーナー、だれであっても差別なく同じ」、とたんたんと答えられてしまいました。



お客様と共に成長してきた私に取っては信じられないほどのドライな対応。

昨日もブログで書きましたが、3兆5000億円ものお金を国民から頂いている会社としての謙虚さはどこにも感じられません。


考えようによっては、我々国民は、株主(資金提供者ですから)でもあり、お客様でもあるのです。
恩を仇で返す様な事をしているのに、こんな横暴な態度で電気の供給ストップを当たり前のように突き付けてくる人たちがいるでしょうか。



ある意味、東電はチキンレースを我々国民に仕掛けてきているとも言えます。
ちょうど東電最後の原発(柏崎刈羽6号機)が定期点検の為に止められたのが2日前の3月26日。「原発が再稼働しなければこうなるよ」と、暗にプレッシャーをかけてきているのかもしれません。



断固として強い態度であたる必要があります。



今日の私の経済産業委員会での質問は、予定していなかったこの「東電に対して、どう政府として対応するのか」と言う質問が中心になってしまいました。
10分と言う、非常に短い時間しか頂けなかった中での質疑ですが(通常は20分~40分程度)、宜しければご覧ください。



→http://www.webtv.sangiin.go.jp

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