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「右が同僚の小野次郎さん」



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昨日、NHKで予算委員会を見て頂いた方々から多くのコメントを頂きました。誠にありがとうございます!


新聞やネットなどでは「岡田副総理、お父さんとお兄さんと家族会議を開いて(消費増税について)話し合ってください」や「(国会議員の給与カットは」気合だ!」という部分が取り上げられているようですがw、ブログ読者の皆さんには本当にお伝えしたい、考えて頂きたい部分をピックアップさせて頂きます。以下、私の発言と補足です:

『みんなの党で現在「内閣総理大臣の指名に係る国民投票制度」の法案を作っております。もう、出来上がり間近ですので、来週中には提出させて頂きたいと思っています。日本の主権者は日本国民です。その主権者の手に政治を取り戻すための、この法案を是非、真摯に、前向きにご検討頂ければと思っています』

→ これは読んで字のごとくです。これを言われた時の野田総理は死んだ魚の目になっていました。消費税以外で、本当に大切な事にチャレンジする気持ちは毛頭にないのでしょう。
 
『お聞きしたいのが「消費税を5%上げたら、税収はどうなる」というシミュレーションを出しているかどうかについてです。つまり、消費税を上げたら、景気は良くなると判断しているわけですから、それに伴って税収がどうなるか試算結果を持っているはずですよね?逆に、悪くなるかもしれないと言うシミュレーションもあるのだと思いますが、その資料を開示して頂きたいのですが如何でしょうか?』

→ 色々と意味不明な事を言って、シミュレーション(試算表)があるとも無いとも答弁しませんでした。原発事故のSPEEDIの時と同じで、悪い結果も出ているから公表しないでおこうとしているのではないでしょうか?(実際97年の消費増税以降、法人税や所得税を含めた合計の税収は減り続けています)会社だったら、商品の値上げを検討する際に、その値上げの影響がどう出るかシミュレーションしますよね?(お客さんは増えるのか、減るのか?売り上げは上がるのか、下がるのか?等)それを国がやっていないとは考えられません。悪い話程、しっかりと国民に開示し、説明して頂きたい。これは引き続き公表するよう求めていきます。


「増税をする前に」のまとめ: 国の効率化を図り、金融資産を使って借金を返済し、歳入庁を創設して「未回収金」を回収し、国会議員の給与を減らし、公務員の人件費を減らし・・・そこまでやって初めて、足りない分の増税を国民にお願いできるのです。それが正しい道筋です。

→「国会議員の給与3割カット・ボーナス5割カット」を主張すると、必ず他の与野党議員からヤジが飛んできます。自分の身は切りたくない、覚悟の無い人間ばかりでガッカリします…。


また、歳入庁の補足ですが、会社が倒産しそうでも未回収の売掛金などがあったら、一生懸命回収しに行くのは当たり前のことです。しかも、一社から回収するにあたって、わざわざ二つの部署を作り、別々に回収しに行かせるようなことは効率上もしないと思います。「国税」と「年金機構」などはくっつけて回収を行うべきなのです。それだけで何兆円もの財源が生まれることになるのです。


皆さんはどう思われましたか?


繰り返しになりますが、『総理大臣の指名に係る国民投票(首相公選)』の件、『消費増税をしたら、合計の税収はどうなるかのシミュレーション結果公表』の件、そして『増税の前にやるべきこと(特に歳入庁)』の件。他、なんでも結構ですので、引き続き叱咤激励のコメントをHP(http://koutamatsuda.com/)やツイッター(@matsudakouta)にお寄せいただければ幸いです。

また、実際の質疑の様子が参議院TVで見られます(vs野田総理・岡田副総理・安住大臣・古川大臣)。 宜しかったらコチラからどうぞ!

→http://www.webtv.sangiin.go.jp

※参議院インターネット審議中継の検索画面から、会議名:予算委員会、発言者:松田公太、を選択してください。次に  をクリックし、「発言者一覧」から「松田公太(みんなの党)」をクリックするとご覧いただけます。


PS ブログUP後、ブログの読者から『ちゃんと朝日新聞の「発言録」に良いコメントの部分が記載されていましたよ』と連絡を頂きました。ありがとうございます。