2012年1月14日には台湾の総統選があります。



対立する2人の候補者と昨日お会いしました。



総統である国民党の馬さんとは総統府での会談。TVで見るよりも、スリムで、物腰が柔らかな印象でした。
30分程度の表敬的会談となり、江口団長が代表して質問をする形式だったので、残念ながら確信に迫るような質問をすることはできませんでした。



民進党の代表である蔡英文さんとは、党本部での会談。
蔡さんは英語が堪能なため、中西さんと私で、通訳を通さず直接質問をしてみました。
(やはり、通訳を通さない方がダイレクトで良い気がします)



私の質問は「馬さんが再選した場合と、自分が当選した場合、台湾と中国の関係はどう変わるのか?」と、「100年後、50年後、台湾は中国から独立していると思うか?(そう期待するか?)」。



最初の質問の答えは「私が当選したら、現状維持。馬さんが再選したら、次の4年で台湾は独立性を失い、香港のようになってしまう可能性が高い」でした。



そして、もう1つの答えは「中国がどうなるか誰も読めない」でした。
昨日と同じで、少し含みを残した言い方をしていましたが。
(帰国してから、私が受けた様々なニュアンスなど、もう少し詳しく書かせて頂きます)



夜は友人で、YAGEO創業社長のピエール宅へ。30年前にゼロから起業したピエールは、現在は、5社の上場企業のオーナー/経営者。台湾でトップクラスの起業家です。前日にお会いした立法院長の王さんも参加して、最高の晩餐会を開いてくれました。
(五大シャトーの82や85を一気飲みするスタイルには毎回驚いてしまいますがw)



現在、新幹線の中で台中に向かっています。