先日、某大使館の立食パーティーで、久々に会ったアメリカ人の知人が言いました。


「原発事故から初めて日本に来たけど、成田に到着した時はナーバスになってしまったよ。親戚も今年は日本旅行をキャンセルした。商品も、無意識にアボイド(避ける)しているね・・」


この知人は親日派で、最近までは「日本の食や商品は世界最高だ!」と言ってくれていたのです。あまりもの変わりようで、悲しくなりましたが、これが現実。


少し前ですが、問題になった「白雪姫」の一コマ漫画。私はそれを事務所の壁に貼り付けています。どうやって風評被害を払拭出来るか常に考えています。

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今日、自民党の塩崎さんが中心になってまとめている「東京電力福島原発事故調査委員会法案」を党内で議論しました(塩崎さんも参加)。


原発事故の調査と原因究明(過去にさかのぼって)を、政府内に設置しているのはおかしいので、国会に設置しようというものです。委員も、国会議員以外から、中立的な立場の有識者を集め、委員長には原子力専門家以外の人になっていただく(そもそも、原子力の専門家は9人中1人しか招致しません)。
私は「調査員」には国際的な専門家を一人でも多く入れるべきだと提案しました。そうすれば、国内だけではなく、海外の信用も同時に得られる調査報告にすることが出来ます。


そもそも、政府内に設置した調査団では、その内容を海外はおろか、国民だって信用できないのでは?
皆さんはどう思います?