たまたまチャリティーで購入した24(シーズンⅠ)のDVDフルセットを観はじめたのが昨年7月。
「参議院選挙」の真っただ中でしたが、ストーリーが「大統領選挙」だった為、共感出来る部分が多々ありました。
そして、3月に入ってからやっとシーズンⅡを。偶然が二度続いてしまいましたが、「核の脅威」がテーマになっています。
震災発生後、観る時間がありませんでしたが、先日、久しぶりに一話だけ観てみました。
フィクションの世界なので「そう生易しいものではないだろう」と言われそうですが、大統領のスピーチを聞いて考えさせられる部分がありました。
「事実を公表しろ」と騒ぎながらカメラを向けるマスメディア。
それに対して大統領は「脅威は毎日のように発生している。どの情報を公開し、どの情報を公開しないかは私の判断だ。国民は、そのような判断も私に委ねるという意味も含めて、私を大統領に選んだのだ」。
私は基本的に情報のディスクロージャーは必要だと考えていますが、「公開しない」と判断した時に、その「公開しないという事実」をここまで公に、堂々と発表されると説得力が出てきます。
それが出来るのは、「直接選ばれた」という自信があるから。
そこから生まれる責任感と信念が、政治のトップには必要なのではないでしょうか。
それと比較して、現在の日本国政府と首相の右往左往。
やはり、日本の首相も国民が直接選ぶ公選制が必要ではないかと思ってしまいます。(3月6日のブログ、マズローの欲求から首相公選制
を御参照下さい)
未曽有の危機に襲われた日本。一つ言えるのは「乗り越える」だけでは駄目だと言う事。この悲しい出来事を「より良い日本」を創る、変革の切っ掛けにしなくてはいけません。