今週は外国政府の方々と食事や意見交換をする機会が多いです。
「その時の一品。いわしのタルタル」
必ずと言っても良いほど話題に上るのがTPP。
シンガポール代理大使と夕食を共にした時も、大半がTPPの考え方について。
昨日は米商務省の国際貿易担当次官との朝食会でしたが、やはり議題は「TPPの展望と課題」。
しかし、最近の国会での委員会を見ていても、閣僚の発言を聞いていても、ほとんどTPPについて出てきません。
今後の日本の行く末を考える上で、最も大切なアジェンダ(課題)の一つについて、なぜ議論が盛り上がらないのか。日本が環太平洋の一員として経済のルールブック作りに参加するかしないか。国としての理念を再考するうえでも本当に重要な話なのです。
それに対して、政局がらみの話が本当に多すぎる。
関係各国は、今の日本を見て、本当に呆れていると思います。