『今週のカレンダー』
8月 2日 (火)~
「大安の日」です。
『今週の季節の歌』
札幌の小中学校では、先週の26日
から夏休みに入りました。
第7波のコロナ感染拡大の中で
すが、海水浴や川遊び、キャンプ
など夏の思い出をいっぱい
作ってほしいと思います。
今週の歌は、1984年のNHK放送
「みんなのうた」のコーナーで
昌子さんが歌われていますので
その曲をご紹介したいと思います。
『海へ来て』
作詞~若谷和子 さん
作曲~森田公一 先生
編曲~服部克久 先生
『今週の記念日』
8月 1日 (月)~1976年に
デビュー5周年記念・東宝映画
の主題歌『どんぐりッ子』
が発売されました。
作詞~ 横井 弘 先生
作曲~ 高田 弘 先生
『続・今週の話題曲』
第2週目の今回は、1930年代の
プロの歌手による娯楽として
の歌から1940年、1950年代にかけ
ての戦後復興の支えとなりました
流行歌の代表作品を昌子さんの
歌声に大先輩歌手の皆さんを交えな
がら取り上げていきたいと思います。
『天才歌手 森昌子
のすべて』
(第2週のテーマ)
昭和歌謡界の立役者
藤山さん、ひばりさん
はじめ時代を超えた多く
の名曲に包まれて♪
1929年(昭和4年)
『黒い眸よ今いずこ』
大正時代に浅草オペラで活躍された
天野喜久代さんが歌われました。
1932年(昭和7年)
~1937年(昭和12年)
古賀政男メロディー(メドレー)
①『緑の地平線』
1935年(昭和10年)の同名日活映画
の主題歌です。
②『人生の並木路』
1937年にディック・ミネさんが
歌われました。
③『影を慕いて』
1932年に藤山一郎さんが歌われて
大ヒットし、昭和流行歌の傑作とも
言われています。
1938年(昭和13年)
『旅の夜風』
松竹映画「愛染かつら」の主題歌
として霧島昇、ミス・コロムビアの
デュエットで歌われ、80万枚の当時
では驚異的な大ヒットとなりました。
1940年(昭和15年)
『春よいずこ』
東宝映画「春よいづこ」の主題歌で
藤山一郎・二葉あき子のデュエット
で歌われ、この映画で藤山さんは
音楽の道を諦めて医者を継ぐ青年
の役を演じられました。
1947年(昭和22年)
『夜のプラットホーム』
もともとは戦時下の1939年に淡谷
のり子さんが歌われた曲でしたが
戦後、二葉あき子さんが歌われて
大ヒットしました。
1948年(昭和23年)
『別れのブルース /
君忘れじのブルース』
「ブルースの女王」と呼ばれ、日本
のシャンソン歌手の先駆けで活躍
されました淡谷のり子さんが歌われ
ました。
1951年(昭和26年)
『あの丘越えて』
同名松竹映画の主題歌として
美空ひばりさんが歌われています。
映画では当時若手人気俳優(26歳)
の鶴田浩二さんがひばりさんの
家庭教師役で出演されていました。
1953年(昭和28年)
『君の名は』
1952年のNHKラジオ連続放送劇が
人気となり、同名松竹映画の主題歌
として織井茂子さんが歌われ、空前
の大ヒット曲となりました。
1955年(昭和30年)
①『この世の花』
同名松竹映画の主題歌として歌手
デビューされた島倉千代子さんです
が、発売後わずか半年で200万枚
の大ヒットとなりました。
②『別れの一本杉』
前年(1954年)大ブレイクしました
『お富さん』に続いて歌われました
春日八郎さんの新曲は、これまでの
流行歌から「演歌」という新たな
ジャンルを築かれました。
1957年(昭和32年)
①『未練の波止場』
この曲は「おけいちゃん」の愛称で
親しまれた松山恵子さんが歌われて
いて、独特な節回しと大きなドレス
が目立って『だから言ったじゃない
の』『お別れ公衆電話』も有名です。
②『東京だョおっ母さん』
島倉千代子さんが歌われ、通算で
150万枚の大ヒットで代表曲となり
ました。東京を舞台にした歌のため
はとバスのガイドさんも乗客へ披露
されているようです。
1958年(昭和33年)
『からたち日記』
ヒットメーカー・コンビの作品で
作詞を西沢爽先生、作曲を遠藤実
先生が手がけて島倉千代子さんの
歌で、130万枚の大ヒットとなり
代表曲の仲間入りしました。
1960年(昭和35年)
『哀愁波止場』
この歌を作曲された船村徹先生は
美空ひばりさんのファルセット
(裏声)の美しさを存分に活かす
ことを考えて譜面を書かれたそう
です。
1963年(昭和38年)
『哀愁出船』
島倉千代子さんの『からたち日記』
大ヒットの縁で日本コロムビアの
専属作曲家になられた遠藤実先生が
美空ひばりさんに楽曲提供された
数少ない作品です。(1965年より
作曲家のほかにミノルフォンレコー
ドの経営もされていました。)