『今週のカレンダー』
6月 6日 (日) ~ 本日と
6月 10日 (木) ~ 週なかば
のこの日が「大安の日」です。
『今週の季節の歌』
今の時期は、晴れの日と雨の日が
交互にやって来るようですが、
昌子さんと雨 といえば
すぐに思い出されるのが、あの
ものまねシーンでしょうか。
今週の歌は、
コンサートでの第1部爆笑コント
で歌われ、八代亜紀さん
そっくりなハスキーボイスの
あの歌声をお届けいたします。
(注)申し訳ございません。
あの歌声の動画は現在YouTubeでは
使用出来ない状態となっています。
復活され次第掲載したいと思います。
今回はこちらの動画をお届けしたい
と思います。
『今週の記念日』
6月 7日 (月) ~2006年に
再デビュー曲『バラ色の未来』
が発売されました。
作詞~ なかにし礼 先生
作曲~ 浜 圭介 先生
『続・今週の話題曲』
『森昌子・歌謡史』
(第4回)
1977年の昌子さんは
前回お届けいたしました
NHK放送『ビッグショー』を含め
幅広く、将来へ向け意味深い
活動をされていたと思います。
【森昌子 1977年の
主な歌手活動】
1月
①浅草国際劇場正月公演(15~21日)
②『小雨の下宿屋』(新曲発売)
③「森昌子傑作民謡第二集」
(アルバム発売)
3月
④高三トリオ解散コンサート
(日本武道館、27日)
5月
⑤『港のまつり』(新曲発売)
⑥「出発の詩集~港のまつり」
(アルバム発売)
6月
⑦『ビッグショー』(NHK収録、27日)
7月
⑧『なみだの桟橋』(新曲発売)
⑨「十八歳の演歌~南国土佐を
後にして」(アルバム発売)
8月
⑩新歌舞伎座公演(27、28日)
12月
⑪『春の岬』(新曲発売)
⑫紅白連続5回出場(31日)
今回は昌子さんの真骨頂、
圧倒的な歌唱力を
存分に発揮されました公演の
模様をじっくりとライブ
アルバムの音源でお聴き
いただきたいと思います。
1977年8月28日
大阪・新歌舞伎座
(特別公演)
アルバム・タイトル名~
『涙の熱唱』
1.オリジナル曲
メドレー(7曲)
(音源時間7分30秒)
①『あの人の船行っちゃった』
②『下町の青い空』
③『面影の君』
④『あなたを待って三年三月』
(音源時間4分30秒)
⑤『おかあさん』
⑥『おばさん』
⑦『夕笛の丘』
2.「大正ロマン」を歌う
文明開化の明治時代が終わり、
大正時代(1912年7月30日
~1926年12月25日)に入りますと
西洋文化の影響を受けて
文芸・演劇・絵画など社会全体が
自由と解放をうたい上げて
新たな時代を目指し、個性豊かな
大正ロマンの流れが進んで
いったようです。
『宵待草』の歌で有名な
美人画の画家で詩人の
竹久夢二先生や同じ詩人の
北原白秋先生、野口雨情先生
作曲を手掛けた中山晋平先生
など、当時大流行して人々の心を
つかんだ名曲が誕生しました。
大正ロマンの名曲を
18歳とは思えない
昌子さんの
心揺さぶる歌声に
今、あらためて
底知れない才能を
感じます。
(音源時間11分40秒)
①『宵待草』
②『カチューシャの唄』
③『ゴンドラの唄』
④『籠の鳥』
⑤『城ヶ島の雨』
⑥『波浮の港』
(音源時間6分40秒)
⑦『出船』
⑧『船頭小唄』
3.全国各地の民謡より
「そうるお国めぐり」
こちらのコーナーは、女性コーラス
の合いの手を借りながら、北は
北海道から南は鹿児島まで各地の
民謡15曲を約6分間で駆け足ですが
歌われています。
せっかくですから、うち5曲を
別の動画でじっくりと聴いていただき
たいと思います。
①『北海盆唄』(北海道)
②『おこさ節』(秋田県)
③『斎太郎(さいたら)節』
(宮城県)
④『会津磐梯山』(福島県)
⑤『相馬盆唄』(福島県)
⑥『常磐炭坑節』(茨城県)
⑦『草津節』(群馬県)
⑧『ちゃっきり節』(静岡県)
⑨『木曽節』(長野県)
⑩『串本節』(和歌山県)
⑪『よさこい節』(高知県)
⑫『おてもやん』(熊本県)
⑬『鹿児島おはら節』
(鹿児島県)
4.昌子さんが18歳の
あふれる感情を新曲に
込め、歌いあげます
本格的演歌。
『なみだの桟橋』
5.公演最後の「あいさつ」
『なみだの桟橋』を歌い終え
られた後、昌子さんから次のような
あいさつがありました。
『今私が思うことは、本当に歌手に
なって良かったなと思います。
スター誕生からデビューして6年
になります。その間にもいろんな
事がありました。
辛かった事、楽しかった事、でも
そんな時には私の周りには
いつも、歌があります。
私の歌を聴いて、心が
休まるのであれば
昌子はこんな幸せな
ことはありません。
いつまでも、いつまでも
皆さんの森昌子でいたいと
思います。』
今回も、こちらの動画では
始めから通して
ライブ・アルバムの音源を
長いですが、約55分間で
聴くことが出来ます。