『今週のカレンダー』
12月 15日 （火） ～ 「大安の日」です。
『今週の季節の歌』
私事で恐縮ですが、
新型コロナウイルスが少し
収まっていました6月～8月
にかけて私は、
限りある人生に
最後のチャレンジ！
と自分自身に気合いを
入れる意味合いも兼ねて
「引越し」をいたしました。
新生活に慣れました10月
には、東京などの昔の職場の
仲間や友人へ手紙を書き、
便箋にして約2～3枚と想い出
の写真を添えて、今の心境を
一言一言自筆で綴ってみました。
書いている途中、
不思議と自分の心が穏やかに
なっていくことに気付きました。
これは、神様からコロナを通じて
急いで走るばかり
でなく、ゆっくり想い出に
浸る時間も大事だよ！
と教えてもらった気がしました。
そこで、今週の歌は
昌子さんの『ふるさと日和』の
カップリング曲（1983年4月5日
発売）をお届けいたします。
『手紙』
作詞～ 松宮恭子 先生
作曲～ 森田公一 先生
『続・今週の話題曲』
今年に入ってから
1月26日号、2月2日号の2週に
わたって昌子さんの恩師、
作曲家遠藤実先生の
生い立ちや作曲家人生を昌子
さんの歌声を織り込みながら
取り上げてみました。
今回は、その総集編として
遠藤実作品の中から
昌子さんへ書かれました
オリジナル曲（13曲）と
カバー曲（10曲)を
選曲してみました。
（昌子さんの誕生日に
合わせて、10曲と13曲で）
いつもでしたら、遠藤実先生
が作曲された古い年代から
順にご紹介するところを
今回は、趣きを変えてみたいと
思い、あいうえお順に
並べ変えてみました。
それぞれの行では最初に
オリジナル曲（発売日順に）
次にカバー曲（発売年順に）
という構成にしてみました。
題して
恩師へ届け！
昌子さんが歌います
「遠藤実作品集」
♪オリジナルから
懐メロまで23曲を
一気に見せます♪
【遠藤実作品のメニュー表】
（あ行）
①『おかあさん』
②『あの人の船行っちゃった』
③『お月さん今晩わ』
④『アンコなぜ泣く』
⑤『哀愁出船』
⑥『哀愁海峡』
（か行）
①『くちづけをあげたいけれど』
②『からたち日記』
③『北国の春』
（さ行）
①『せんせい』
②『白樺日記』
③『下町の青い空』
④『信濃路梓川』
⑤『～さようなら～』
⑥『すきま風』
（た行）
①『同級生』
②『中学三年生』
③『他人船』
（は行）
①『波止場通りなみだ町』
②『ふたりの牧場』
（ま行）
①『みちづれ』
（や行）
①『夕顔の雨』
②『夢追い酒』
あ行の作品（6曲）
①『おかあさん』
1974年9月1日 発売
作詞～ 神坂 薫 先生
②『あの人の船
行っちゃった』
1975年12月1日 発売
作詞～ 山口あかり先生
③『お月さん今晩わ』
1957年（昭和32年） 発売
オリジナル歌手～藤島桓夫さん
遠藤実先生は、憧れの歌手を
諦めて作曲家の道へ転向され
初めてのヒット曲がこの曲だそうです。
（遠藤実著『私の履歴書』、日経新聞
2006年6月17日号 より）
アルバム『森昌子十七才の演歌
～別れの一本杉』に収録されています。
作詞～ 松村又一先生
④『アンコなぜ泣く』
1957年（昭和32年） 発売
オリジナル歌手～藤島桓夫さん
アルバム『森昌子十七才の演歌
～別れの一本杉』に収録されています。
作詞～ 松村又一先生
⑤『哀愁出船』
1963年（昭和38年） 発売
オリジナル歌手～美空ひばりさん
作詞～ 菅野小穂子先生
⑥『哀愁海峡』
1965年（昭和40年） 発売
オリジナル歌手～扇ひろ子さん
アルバム『森昌子十七才の演歌
～別れの一本杉』に収録されています。
作詞～ 西沢 爽先生
か行の作品（3曲）
①『くちづけを
あげたいけれど』
1975年12月1日 発売
アルバム『あの人の船
行っちゃった』に収録されています。
作詞～ 遠藤実先生
②『からたち日記』
1958年（昭和33年） 発売
オリジナル歌手～島倉千代子さん
作詞～ 西沢 爽先生
③『北国の春』
1977年（昭和52年） 発売
オリジナル歌手～千 昌夫さん
アルバム『二十歳の演歌』（1979年
8月1日発売）に収録されています。
作詞～ いで はく先生
さ行の作品（6曲）
①『せんせい』
1972年7月1日 発売
この曲の再レコーディングで
意気投合された遠藤実先生と
お父様は、日本歌謡大賞の
受賞当日は昌子さんの家で
お酒を飲みながら、一緒に
歌を歌っていたそうですね。
（森昌子著『我が道』スポニチ
2016年2月8日号 より）
作詞～ 阿久 悠先生
②『白樺日記』
1973年8月25日 発売
作詞～ 阿久 悠先生
③『下町の青い空』
1974年4月20日 発売
作詞～ 横井 弘先生
④『信濃路梓川』
1980年6月21日 発売
作詞～ いで はく先生
⑤『～さようなら～』
1986年8月21日 発売
作詞～ 阿久 悠先生
⑥『すきま風』
1976年（昭和51年） 発売
オリジナル歌手～杉 良太郎さん
1970年5月にミノルフォンレコード
の社長を辞められフリーの作曲家
となられた遠藤実先生は、
昌子さんとの運命的出会いのあと
ベンツでサングラス姿の杉良太郎
さんと出会うことになります。
（遠藤実著『私の履歴書』日経新聞
2006年6月27日号 より）
アルバム『二十歳の演歌』（1979年
8月1日発売）に収録されています。
作詞～ いで はく先生
た行の作品（3曲）
①『同級生』
1972年10月5日 発売
作詞～ 阿久 悠先生
②『中学三年生』
1973年2月5日 発売
作詞～ 阿久 悠先生
③『他人船』
1965年（昭和40年） 発売
オリジナル歌手～三船和子さん
アルバム『十六歳の演歌』（1975年
2月1日発売）に収録されています。
作詞～ 遠藤実先生
は行の作品（2曲）
①『波止場通りなみだ町』
1980年9月21日 発売
作詞～ 西沢 爽先生
②『ふたりの牧場』
1976年9月1日 発売
アルバム『青春の日記』（2枚組）
に収録されています。
作詞～ 山口あかり先生
ま行の作品（1曲）
『みちづれ』
1975年（昭和50年） 発売
①オリジナル歌手～渡 哲也さん
1978年（昭和53年） 発売
②オリジナル歌手～牧村三枝子さん
アルバム『二十歳の演歌』（1979年
8月1日発売）に収録されています。
作詞～ 水木かおる先生
や行の作品（2曲）
①『夕顔の雨』
1973年5月5日 発売
作詞～ 阿久 悠先生
②『夢追い酒』
1978年（昭和53年） 発売
オリジナル歌手～渥美二郎さん
アルバム『二十歳の演歌』（1979年
8月1日発売）に収録されています。
作詞～ 星野栄一先生
次の動画では、遠藤実先生が
苦労された流し時代から作曲家
として成功され、座右の銘の
『歌は人生の友』を胸に歌謡界
を支えられた業績が代表作品の
メロディーに合わせて紹介されて
います。