あなたは臭い玉(クサイタマ)というものをご存知でしょうか。別名膿栓とも言われます。これは口の奥ののどちんこのあたりにある穴の中に溜まる白いカスのことです。食べ物のカスや菌の死骸でできているといいます。

18の頃でしょうか、風邪をひくとたまに、喉にお米のつぶでも残っているような違和感を感じ、見てみると白いものがぽつんとついていました。放っておくと気づいたらなくなっているか、飲んだな、とわかるときがありました。

いつだったかネットでそれを調べ、膿栓を取るコツなどを伝授している動画やサイトがたくさんあったことに驚きました。ええ、それはそれは気持ち悪いものです。ある時綿棒で取れることを知った私は嬉しくなり、口臭対策のためにも、それは習慣化していきました。

その名の通り、臭い玉は、くさいです。自分のおならが気にならないのと同じ感覚で、どうしてもそれが取れた時は匂いを嗅いでしまいます。

ショックだった出来事は、あるとき優しい彼氏が気をつかいながらも、虫歯の匂いがするといってきた事でした。私は必死になって自分の喉の穴を綿棒でほじくり(笑)、また口を嗅いでもらうともうその匂いはしないというのです。

ほっとしたのですが、果たして私は、これを一生やり続けなくてはいけないのでしょうか?昔はこんなものできなかったのに、心なしか最近穴も大きく深くなっているように感じます。

習慣化したお掃除のせいで余計に穴が開いてしまったのかわかりません。なので最近は少しやめています。

ほんとは周りの人に聞いて、「ああそれね!私もあるある」と言ってもらいたいです。そして人類皆兄弟、みんなで掃除して生きていこう!と酒でも交わしたい気分です。

鏡の前で嗚咽しながら口のお掃除をする私の苦労、なくなるといいなぁと思います。